旅ってとっても良いものですね。見聞を広め、日常でたまった憂さを晴らすことが出来る。さて、そんな旅はどこから始まっているか? それは家を出た瞬間から。例えば空の旅なら、重い荷物を持ってえっちらおっちら空港へ。
チェックインして、広い空港を歩いて、搭乗口へ。ね? 旅慣れていない人にとっては、結構な非日常感だ。ということで今回は、海外サイト『Reddit』に “旅の達人” たちが寄せていた「空港&飛行機で守りたいこと」をご紹介したい。
その1:荷物から目を離さない
ユーザーネーム atlasvoid さん他、多くの人がアドバイスしていたのが「荷物から目を離さない」ことだ。
atlasvoid さん「空港では特に、自分の荷物から目を絶対に離すな。数秒でもダメだ。コーヒーを取りにいくために、20秒くらい席を離れたんだ。そしたら僕の本が消えていた。本だぜ、本。誰が本なんか盗むんだよ」。
その2:よ〜く手を洗おう
Spoonbills さんはシンプルに「空港では、よ〜く手を洗え」と忠告していた。たしかに空港はたくさんの人々が使う場所なので、よく手は洗った方がいいだろう。「空港で働いたとき、仕事終わりにはグローブの色が変わるくらい汚れていたっけ」という意見も聞かれた。ちなみに飛行機の中も相当汚い模様……。
その3:フライトがキャンセルになったら……
仕事でもプライベートでもたくさん旅行していると話す sezzahd さんは、フライトがキャンセルになったときの対処法を公開していた。
「フライトがキャンセルになったら、まず落ち着こう。そして受付けの長い列に加わって自分の順番を待つ。待っている間に、空港会社のお客様相談センターのホットラインに電話してみるんだ。経験からいうと、電話の方が早い対応を受けられることが多い」。
その4:チケットやホテルの予約番号など、いくつもコピーしておく
既出の sezzahd さんは、飛行機やホテルの予約番号をいくつもコピーしておいたほうがいいと忠告している。携帯電話にスクショとして残し、メールも保存し、プリントアウトも用意しておく。携帯電話やプリントを紛失したり、データ消滅などのアクシデントが起こっても、バックアップがあれば安心だ。他のユーザーからも、同意見が多数見受けられた。
その5:周囲をよく見渡す
5年間空港で働いていたという AutisticSpaceSloth さんは、空港内の案内を良く見るようにアドバイスしていた。壁や天上、床など、空港内には色々なサインが、分かりやすく書かれている。
落ち着いてそれらを見つければ、必要な情報が得られるはずとのこと。もちろん、それでも分からなければ質問すればいいのだろうが、十分確認しないで他の仕事をしている空港従業員に聞きまくるのは、あまり良くない行為のようだ。
その6:飛行機の上では仕事をしないと決める
natasharevolution さんは「飛行機の中では仕事をしない」ことをオススメしていた。natasharevolution さんは、飛行機の上では絶対に仕事をしないと決めたことで、 “苦痛” な長旅も楽しみな時間に変わったのだとか。
その7:真ん中の席の人のことを考える
多くの人が「スタッフや周囲の乗客に良い態度で接する」という意見を挙げていたが、年間30回も飛行機に乗る FerDaLuvaGawd さんは、特に「真ん中の席に座る人」のことを考えるべきだと主張する。
「真ん中の席に座る人の、アームレストを占領してはいけない。両側の人間が真ん中に寄りかかってしまったら、真ん中の席に座る人は、フライト中ずっと不快な思いをしなければならない」。
その8:キチンとした格好で飛行機に乗る
「飛行機に乗るときは、リラックス出来る格好で」というのは、旅行者の間で鉄則かもしれない。けれども sweetrhymepurereason さんは、それとはちょっと違った意見を持っていた。
「私は実際の年よりも幼く見えてしまうので、ビジネスカジュアルなどキチンとした格好で飛行機に乗るようにしている。キチンとした格好をしているだけで、周囲の扱いが全く違う。走るのが大変だから、ヒールは履かないけれど」
その9:飛行機が混んでいる&空いている曜日
毎週、出張に行く度に飛行機に乗っていると話す shemp33 さんは、「飛行機が混んでいる&空いている曜日」を教えてくれたぞ!
混んでいる曜日:月曜日の午前、木曜日の午後、土曜日、日曜日。
空いている曜日:月曜日の夜、火曜日、水曜日、木曜日の午前。
理由については、「多くのビジネスマンが月曜日の午前に出張に旅立って、木曜日の夕方に帰ってくる。また観光客は、週の真ん中にはあまり旅立たない」と説明されていた。
別のユーザー Sourdeez2014 さんが、水曜日の午前に飛行機に乗ってみたところ、そこまで混んでいなかったそう。もちろん、目的地やハブ空港を利用するかどうかで混雑具合は変わってくるようだ。
──以上である!!
いかがだっただろうか? いくつも紹介したが、旅は楽しんでなんぼ。「守りたいこと」などにあまり縛られず、でも油断しすぎずに良い時間を過ごしてほしい!