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ウマいものだらけの北海道グルメの中でも、やはりラーメンは必ず食べておきたい。そうだろ? そんな観光客たちに一言モノ申すが、みんな札幌しか行かなすぎでしょ。札幌以外にもウマいラーメン屋はあるんだぞ。例えば……江別とか。いやどこやねん!

どことは失礼だなあんた。この私(あひるねこ)の地元、江別市のことだよ。いやどこやねん! 江別市とは札幌市の右隣に位置するベッドタウンであり、あの北海道が生んだ大スター・大泉洋さんの出身地でもあるのだ。その江別にある「ラーメンの松喜」。ここはマジでウマい!

・我が地元・江別市

私は幼稚園の頃から江別に住んでいたが、正直江別には札幌のように観光客を引きつける特徴はない。こんなん書いたら市から怒られそうだが……ないっ! 別にディスっているわけじゃないぜ。札幌とか小樽とか函館とか富良野に比べたら、ごく普通の町なのだ。

「藤村くぅ~ん、僕ぁねぇ? 美味しいラーメンが食べられれば、それでいいんだよぉ?」

ほら、ミスター大泉の声が『水曜どうでしょう』的に聞こえてくるようではないか。そう、ウマいラーメン屋がある。それだけで素晴らしいのだ。そこで登場するのが、私がオススメする「ラーメンの松喜」なんである。

・激混みの移転オープン当日

久々に江別に帰った私が「松喜」に行こうとしたら、なんとその日は店舗が移転しての再オープン日とのこと。すごい偶然。場所はJR野幌駅から車で10分ほど。北海道道110号江別インター線沿いにある。にしても、地元民も引くほど何もない場所である。さっそく行ってみると……。

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ちょっと待ってめっちゃ並んでる! そもそも駐車場に入る車の列が出来ている。混みすぎぃぃぃ!! 実は「松喜」とは、市外からもお客が来るような大人気店なのだ。

・濃厚な辛みそを食らう

食事目的でこんなに並んだのはマジで久しぶりだな。途中本気で帰ろうかと思ったが、やはりあのラーメンを食わずして帰れない。「松喜」は味噌、醤油、塩となんでもある系のお店だ。『こくまろしお』というメニューも最高なんだけど、今日は北海道っぽく味噌にしたぞ。

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ちょちょちょ超ウマそーーーッ! さあさあ『辛みそラーメン(税込860円)』が来ましたよ。見るからに濃厚そうだ。味噌はこうじゃなきゃな。厚めのチャーシュー2枚に、モヤシとメンマとネギがたっぷり。麺は小林製麺の中太縮れ麺で、これだよこれ状態でありんす。

・辛い! でも止まらない!!

ドロッとしたスープを1口すする。この深く濃い味噌感、間違いなし。わかりまくってる。味噌ラーメンってけっこう当たり外れが多くて、私も都内で「何これ?」っていう代物に遭遇したことがあるが、やっぱり「松喜」の味噌はウマいよ! 札幌の超有名店にも引けを取らない味だと思うぞ。

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今回食べた『辛みそ』は、コクのある濃厚スープと、じんわり汗が出てきそうな辛さの組み合わせが最高な1杯だ。クセになるウマさで箸とレンゲが止まらない。大泉さんによる「小林製薬の糸ようじ」のモノマネ並みにクセになると書けば、非常にわかりやすいだろう。あれくらい破壊力がある。

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・そうだ、江別、行こう

いかがだっただろうか? 江別に行ってみたい、と思ってもらえたかな? 「松喜」には足を伸ばすだけの価値があると断言しよう。最後に余談だが、大泉さんの出身地は江別市大麻である。大麻、である。読み方は「おおあさ」だ、念のため。最後に記しておく。では。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 ラーメンの松喜
住所 北海道江別市新栄台6-21
時間 11:00~14:30、17:30~20:30
休日 月曜(月曜が祝日の場合は翌日振替)

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼辛みそラーメン(税込860円)
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▼この深く濃い味噌感、間違いなし
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▼コクのある濃厚スープと、じんわり汗が出てきそうな辛さの組み合わせが最高
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▼厚めのチャーシューもウマし
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▼みんなも江別に行こう!
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