大人気たこ焼きチェーン「築地銀だこ」。先日、銀だこ食べ放題の店舗を紹介したところ、非常に大きな反響があった。んもうっ、あんたも銀だこ好きね~。外はカリッ、中はトロッのたこ焼きは唯一無二。多くの人に愛されているのだ。
そんな銀だこに裏メニューが存在することを、あなたは知っているだろうか? その裏メニューを頼むと、なんと『カリッとしていないたこ焼き』を食べることが出来るという。なんだそのアイデンティティ消失たこ焼きは。本当にウマいのか? というわけで実際に食べてみたぞ。
・裏メニューの正体
そもそも銀だこのあのカリッと感は、焼き上げ後に油をかけ、揚げるようにすることで生まれているのだという。その工程をカットした状態のたこ焼きというのが、裏メニューの正体なのだ。その未知なる領域を体験するため、私(あひるねこ)はさっそく銀だこの店舗へと向かった。
・注文してみた
裏メニューなのだから、当然メニューにも載っていない。さて、なんて頼もうか。ニンニクマシマシヤサイマシアブラカラメ的な、二郎風の呪文を唱えなければならないのだろうか?
私「あのぉ、揚げてない感じのたこ焼きが欲しいんですけど、出来ますか?」
店員さん「はい、出来ますよ。ただ、今からだと20分ほど掛かってしまいますが、よろしいですか?」
お、おう……。20分とはけっこう掛かるのだな。う~、しゃあない! 銀だこの裏メニューを食べるためだ。何分でも何時間でも待ってやらあ!!
・2つのたこ焼き
たこ焼きのことを考えながらジーッと待つこと約20分。ついに、噂の、裏メニューが到着ぅ! こ、これがあの……!! 食べ比べるため、普通のたこ焼きも一緒に頼んでおいたぞ。味には一体どんな違いがあるのだろうか? キレイに2つ並んだたこ焼きは、見た目はほぼ一緒……ではなかった!
・形が違う
よく見てみると、たこ焼きの形がだいぶ違うのだ。いつものたこ焼きは、まるで月かドラえもんか、というくらいの真ん丸さ。それは美しさすら感じるフォルムである。揚げることで生地がしっかりしているからだろう。
それに対し裏メニューたこ焼きは、焼き立てなのにしんなりしている。いや、これこそが本来のたこ焼きの姿なのか。見るからに柔らかそうだ。ああ、なんか触りてぇ……。本能がそう言っている。そんな形である。
・食べ比べてみた
おっと、アツアツのうちに食べなきゃね。いつもの銀だこは、うん、いつもの味だ。ウマい。超ウマい。これぞ銀だこやね。それでは、いよいよ裏メニューたこ焼きを食べてみる。すると……おお!? ふんわりしてる! 美味しいよコレ!!
というか、なんだか懐かしい味だ。これは、我々が銀だこと出会う前のたこ焼きの味ではないのか。まさにザ・たこ焼き。昔ながらのたこ焼きも、銀だこが作るとこんなにもウマいとは。銀だこ恐るべし、だ。2つを交互に食べると、まったくの別物であることがよく分かるぞ。
・銀だこが好きじゃない人も
よく、「銀だこは揚げてあるから好きじゃない」という意見を耳にする。そういう人は、1回この裏メニューを試してみるといい。そうすれば、銀だこのポテンシャルを認めざるを得ないだろう。そのくらい裏メニューたこ焼きもウマい! 時間がある時頼んでみて!!
参考リンク:築地銀だこ
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼2つ買ってみた
▼いつものたこ焼き
▼裏メニューたこ焼き
▼いつものたこ焼き
▼裏メニューたこ焼き
▼いつものたこ焼き
▼裏メニューたこ焼き
▼ふんわりしてる! めちゃ美味しいよコレ!!
▼1回この裏メニューを試してみてくれ!