【メタボなオッサンが「夜9時以降に何も食べない生活」を1カ月した結果(その2)】
・経過と変化
このダイエット、最大の山場にして、踏ん張りどころとなったのは1日目の夜だ。それまで、大体深夜0時か1時くらいに晩ご飯を食べていた私にとって、夜9時以降食べない = 晩ご飯を食べられないということ。
その日の夜は、「晩ご飯ナシ」とでも言われたかのような精神的な寂しさ・辛さと空腹感を抱えながら眠りにつき、翌朝、朝食バイキングの店を探しまくったことを覚えている。
ただし……! 初日の夜を乗り切れば、2日目はぐっっっっと楽になり、3日目以降は楽勝。永ちゃん風に言うと、「1日目、散々な目に遭う。2日目、落としまえをつける。3日目、余裕」って感じだ。
また、ダイエット開始から2週間くらいまで、私は夜8時前になったら会社近くの中華料理屋などに慌てて駆け込んでいたが、後半では面倒くさくなってそれも止めてしまった。裏を返せば、適度な空腹が苦痛ではなくなってきたのである。
・自然と食事量が変化
結果として、以前は晩御飯のボリューム多めの1日3食生活だったのが、ダイエット開始から2〜3週間くらいで、朝と昼の1日2食、場合によっては朝だけの1日1食生活に。つまり、当初は食事量を減らす予定なんて毛頭なかったものの、自然と量が少な目に変化。食えと言われても食べられない感じ、分かるだろうか? メタボ男性諸君!
・唯一の困ったこと
しかし、私が体感したこのダイエットにも「こりゃ困った」という点が1つだけあった。体質にも依るだろうが、それは便通の問題。ご飯を食べる時間帯が大きく変わったからか、私の腸が機嫌を悪くしたようで、お通じが来ない来ない……。
ヨーグルトを食ったり、ごぼう茶を飲んだり、ウォシュレットを最強にして肛門にダイレクト放水を試みたが、結局は無駄。もしあの時、便通がしっかり来ていれば……体重があと5キロは減ったような気さえするほどだ。
・最高の収穫2つ
そして最後に、このダイエットで「体重1キロ減という数字以上に価値があった」と思う収穫を2つ紹介したい。まず1つ目は、就寝・起床時間の前倒しだ。それまで私は大体深夜3時くらいにベッドに入る生活だったが、そのサイクルだと長時間にわたって空腹感に耐えることになる。
それを避けるため、「夜更かしせずにさっさと寝て早く起き、その分朝食をガッツリ食べよう」となるのは当然の考え。こうして、ほぼ努力ナシで早寝早起きのライフスタイルに近づくことに。あくまでも、「前よりは近づいた」だけだが……。
そしてもう1つが、先にもチラっと触れた「食べる量が自然と少なくなった」こと。胃袋が小さくなった感覚とでも言おうか。以前に比べて、すぐに満腹になってしまうのだ。残念ながら、そうなったのは企画が終盤に近づいた頃だったので、減量にはそれほど結びつかなかったものの、この感覚を持続できれば今後さらに体重が減りそうな……!?
というわけで、今回の「夜9時以降に何も食べない1カ月生活」の報告はこれで終わりだが、これから私の体重がどう変化していくのかについては、また追ってレポートしたい。個人的には、もっともっとヤセる……予感しかしないぜ!
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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