既存の人気食品を融合させることで、新感覚な一品が生まれることがあるが、最近では、ドーナツとクロワッサンを掛け合わせた ‟クロナッツ” が世界中で大ヒットとなった。

そして、どうやら次は、「寿司ドーナツ」がブームになりそうな気配を見せている。しかし、寿司ドーナツって一体どんな食べ物なのだろうか!?

・寿司ドーナツって一体何だ!?


最初に ‟寿司ドーナツ” と聞いた時、寿司とドーナツの材料を合わせて油で揚げた物なのかと思ったのだが、そうではないらしい。クロナッツのように、完全に2つの食品が混じり合った物ではなく、「ドーナツの形をした寿司」が寿司ドーナツなのだそう。

ドーナツ型をした酢飯に、魚やアボカドなどの野菜がトッピングしてあるのだ。見た目は可愛らしいが、「材料と味が変わらないのなら、わざわざドーナツ型にしなくても良いのでは!?」と思わなくもない。

・ドーナツの形は押し型を使用!


気になるのはドーナツ型の作り方だが、ドーナツの押し型の内側にココナッツオイルを塗り、酢飯を入れて型取れば出来上がり! そして、酢飯の表面に好きな具材をトッピングすれば良いだけである。

そして、ドーナツではないが、瓶に色の違うライスを断層になるよう重ね、巻き寿司まで詰めてしてしまう、新感覚なデコレーションも紹介されている。

・海外で進化し続ける寿司

この他にも見た目は握り寿司だけど、全てお菓子の材料で作られているデザートなど、寿司のビジュアルだけ利用した物も登場している。

日本でも、生ハムや焼き肉を乗せた握り寿司など、従来の観念に捕らわれないスタイルも登場している。しかし、海外では日本を取り残すかのように、寿司はすごい勢いで進化し続けているようだ。

筆者はアメリカ在住時代に、様々な寿司体験をした。ライスを外巻きにした寿司の内側に、クリームチーズを入れ天ぷら粉を付けて揚げた、これこそ ‟寿司ドーナツ” と呼びたい一品も食べたことがある。そして、うなぎのタレをかけたそのロール寿司は、意外にも、かなり美味であったことを付け加えておきたい。

参照元:Instagram @sobeautifullyrawMETRO(英語)
執筆:Nekolas