2016-06-16 16.39.12

iPhoneが発表されてから約10年、iPadが発表されてから約7年が経過した今、家電量販店の売り場を覗くと、膨大な種類のスマートフォンやタブレットを目にするようになった。たった10年足らずでここまで技術が進歩するとは……なんとも驚きである。

そして先日、また新機能を搭載した製品が発表された。それは「曲がるスマホとタブレット」だ。以前から、ディスプレイ部分だけが曲がるものや、折りたためるスマホは発表されていたが、これはディスプレイと本体が一緒に湾曲する新しい製品とのこと。今回はその内容をお伝えしたい。

・製品を発表したのは「レノボ」

その製品を発表したのは、中国とアメリカ合衆国に本社を置く電子機器メーカー『レノボ(Lenovo)』だ。このレノボ、あの「IBM」のPC部門を買収した企業としても有名で、2016年現在のPCの出荷台数は世界最大とも言われている。

・曲がるスマホ

そんなレノボが先日発表したのが、冒頭でお伝えした「曲がるスマホとタブレット」だ。まずは動画で曲がるスマホ『CPlus』の動きを確認すると……わ、わっ! 真っ直ぐだったスマホを腕に巻き始めたぞ!! 腕に巻いた後も、画面内の映像がちゃんと動いている。これは凄い技術だが、装着部分の蒸れが気になるところだ。

・折り曲げられるタブレット

続いてタブレット『Folio』動きを見てみると……え!? マジかよ! タブレットを真っ二つに折り曲げ始めたではないか!! しかもこのタブレット、半分のサイズになった状態で耳に当てると通話も出来てしまうというから驚きである

・ここまで曲げなくても良いような気がしないでもない

ちなみに、この曲がるスマホとタブレットだが、あくまでもコンセプトモデルであり、発売の予定は無いとのこと。しかしよく考えると、ここまで曲げなくても良いような気がしないでもないが……コンパクト化という点でみれば意味はあるのかもしれない。あなたはどう感じるだろうか。

参照元:YouTube [1] [2]
執筆:K.ナガハシ

▼曲がるスマホ「CPlus」の動画がこちら

▼折り曲げられるタブレット「Folio」の動画がこちら