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パソコン上で描いたデータを、実際に手に取れる “モノ” へと変える「3Dプリンタ」。ここ数年で大手ネットショッピングサイトでも取り扱われるようになり、世の中に一気に広まった超ハイテクグッズだ。

今回は子供用に設計されたという3Dプリンタをご紹介したい。3Dデザインが子供でも簡単に作れるような仕組みになっているとのことなのだが……それでは、動画と合わせてお伝えしよう。

・3Dプリンタの名前は「The Rever 3D」

アメリカのデラウェア州にある「Qubea 3D printer」社が開発したその3Dプリンタの名前は「ザ・リバー 3D」。この製品は2015年12月9日現在、資金調達サイト・キックスターターで出資者募集中のものだ。

・スマホやタブレット専用で3Dデザインが可能

この製品の最も素晴らしい点は、大人でも難しい3Dデザインが簡単に出来るよう配慮されているところ。スマホやタブレット専用のアプリの中に用意されたパーツを選ぶだけで3Dデザインが出来て、それが目の前で実物になってしまうというから驚くしかない。

・ヘルメットのような形の3Dプリンタ

まず動画を再生してみると、何やらヘルメットのようなものが出現。おっ! ブルーのLEDライトがサイバーでカッコイイぞ!! と思いきや、ヘルメットのバイザー部分がパカっと開き、中からカラフルなおもちゃが……なんと、このヘルメットこそが子供用3Dプリンタ「ザ・リバー 3D」なのだ。

映像の続きを見ていくと、ブレスレットや首輪、レゴのようなブロックのパーツ、真っ赤なハイヒール等のおもちゃが出てくる出てくる! 想像したおもちゃがどんどん現実のものになっていくなんて……もし自分が子供の頃にこんなものに出会ったら、と考えるとなんだかワクワクしてしまう。

・安全や環境にも配慮

ちなみに、動作中は子供が触れられないよう安全な設計になっており、作られたものの素材も100%自然に戻る環境に優しい設計になっているという。子供の想像力も養えて、安全性や環境にも配慮されているなら親も安心だろう。

この「ザ・リバー 3D」、キックスターターでは現在約2万7000円(219ドル)となっており、製品の出荷予定時期は2016年の6月とのことだ。今年のクリスマスに間に合わないのが残念なところだが……それはさておき、詳細が気になる方はキックスターターサイトをチェックしてみることをオススメするぞ。

参照元:YouTube、KICKSTARTER(英語)
執筆:K.ナガハシ