電車の旅の醍醐味といえば、やはり「駅弁」だろう。新幹線や特急に乗るなら必要不可欠。お酒も一緒に買って、景色を見ながら食べる駅弁は格別だ。特に新幹線の利用客が多い東京駅では、数えきれないくらいの駅弁が販売されている。
その駅弁の山の中で私(あひるねこ)がオススメしたいのが、とんかつ屋「まい泉」の『東京駅丸の内駅舎 三階建て弁当(税込972円)』。名前からもわかるように、東京駅限定の弁当である。これがまた、テンションを上げるなというのが無理なくらいのドリームチーム弁当なのだ! けっこうレアなので、見かけたら即ゲットすべし。
・東京駅限定
「まい泉」といえば『ヒレかつサンド』。これ問答無用の常識。食べやすいのも魅力だ。「まい泉」に立ち寄った人の多くが『ヒレかつサンド』を買うのではないか。しかし、東京駅に来たならば、ここででしか買えないという『東京駅丸の内駅舎 三階建て弁当』を逃す手はないぞ。実際に買いに行ってきたのでお伝えしよう。
・いつでも買えるわけではない
東京駅改札内にある商業施設「GRANSTA(グランスタ)」。その一角に店舗を構える「まい泉」にやって来た。それでは、『三階建て弁当』くださーい! というわけにはいかないので注意が必要だ。実は販売時間が決まっているのである。1日のうち、11:30、14:30、18:00に数量限定で店頭に並ぶのだ。これぞ一期一会、いや三期三会。
・パッケージもグッド
無事弁当をゲット。いっそのこと新幹線にでも乗って、この現実からどこかへ旅立ちたい……。なんてことも考えたが、そんな時間も金もない。せっかくだから、駅を出て皇居外苑の公園で食べることにした。いよいよ東京駅が描かれたパッケージの『三階建て弁当』のお出ましだっ!
・豪華3種類
その名の通り、3段重ねの弁当が入っているぞ。ヒレかつサンド、かつ丼、そぼろ丼という豪華なミサイル級打線・だ! くそっ、まったくスキがねぇ……。悔しいがこいつはカンペキだぜ。一体どこから手を付けたらいいのやら、いやはや嬉しい悲鳴だ。
・弁当、堪能
ではまずは かつ丼から。ミニサイズのヒレかつを1口食べると、脂っぽさはまったくないのに、決してパサパサしていない豚肉の旨みを感じる。冷めていてもこんなにウマいのはさすが「まい泉」というところか。ご飯にタレがしっかり染みていてたまらんね。
続いて、豚肉のそぼろと玉子の2色丼いってみよう。ししとうの緑と玉子の黄色が鮮やかだ。このそぼろがけっこう濃いめの味付けでご飯が進む、進むぞぉ。もう3段全部これでもギリ文句言わないレベル。ギリな。
締めは君しかいない! かつサンド、マジで待ってた! 小ぶりながら、口にいれれば極上の至福。新幹線に乗らずとも、魂が天に旅立つが如くである。このしっとりとしたパン、良質なヒレかつ、そこに染み入るソースの三位一体攻撃に抗う術を私は持たない。あ~やっぱこれだよな~。
・買うしかねぇぇええ!
1つ1つは大きくないが、3つ食べるとだいぶ満足できるぞ。美味しい、そして何より楽しいのが『三階建て弁当』の1番の魅力だろう。もし販売時間と出発時間のタイミングがバッチリ合うのなら、買わない手はないことを分かってもらえたはずだ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 とんかつまい泉 グランスタ店
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅グランスタ B1F (JR東京駅改札内)
時間 8:00~22:00、8:00~21:00(日・祝)
参考リンク:とんかつまい泉、GRANSTA(グランスタ)
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼販売時間が決まっている
▼東京駅丸の内駅舎 三階建て弁当(税込972円)
▼せっかくだから皇居外苑の公園で食べることにした
▼ヒレかつサンド、かつ丼、そぼろ丼という豪華なミサイル級打線・だ!
▼どこから手を付けたらいいのやら
▼かつ丼
▼冷めていてもこんなにウマいのはさすが「まい泉」
▼豚肉のそぼろと玉子の2色丼
▼そぼろがけっこう濃いめの味付けでご飯が進むぞぉ
▼かつサンド
▼あ~やっぱこれだよな~
▼こんなん買うしかねぇぇええ!