みんな大好きカレー! レトルトでも一定のクオリティーを発揮するカレーは「神々の食べ物」と言っても過言ではないだろう。スパイシーな風味漂うトロトロのルーをほかほか白ご飯にかけたら、もう怖いものなんてない。ああカレー万歳!!
そんなカレーを使っているにもかかわらず、いまいち市民権を得ていないのが「カレーそば」だ。カレーそばなんて邪道! それだったらカレーうどん食べるわ。……そんなあなたにオススメしたい “極上” の一杯。早稲田にある『山吹』に行けば、カレーそばの見方が変わること間違いなしDA!!!!
・学生街のそば屋さん
この店は、早稲田大学の早稲田キャンパスにほど近い場所にある。きっと学生でごった返しているに違いない……。そう思って14時頃に入店したら、客はオッサンが大半だった! 学生街でも名店を嗅ぎ分けて集まってくるオッサンスゲー!!
・メニュー選びで四苦八苦
コロッケそば(400円)、きつねそば(420円)などのそばメニューから、生姜焼き丼(500円)や親子丼(500円)などのご飯ものまで、メニュー写真はどれもウマそうだ。何を注文しようか迷ったが、私(中澤)はカレー南蛮そば(500円)に決めた。
・美しいつゆ
待つこと数分。カウンターに置かれたカレー南蛮そば。まず驚いたのはつゆの美しさだ。カレー色に色づきながらも透明感が感じられるつゆは、まるできらめいているようである。だが、レンゲですくってみるとカレーのトロみは満点。
・カレーそばの革命
そのままつゆを飲んでみると、しっかりしたコクの深いカレー味の甘辛さが口一杯に広がる。ナイス “コク” !!!!! このつゆだけでご飯3杯くらい食べられちゃうよ? つゆだけ飲み続けても満足できるレベル。しかし、これはそばだ。「カレーは飲み物!」とつゆを飲み干したい欲求に耐えつつ、麺を食べてみると……
ウンマーーーーーーー!! 極細の割にコシのある麺には、しっかりとカレー味がついている。カレーのスパイシーさとそばの香りも見事に調和していた! リズムに乗って肉を食べてみると、スコーンと鼻に抜ける肉の香気がたまらない。
このカレー南蛮そばがワンコインは熱い。また、これだけ肉がウマいのだから、生姜焼き丼とか絶対ウマいはずだ。私が早稲田の学生だったなら毎日ここで食べるかもしれない。カレーライスに負けないカレーそばを早稲田に見た!!
・今回紹介した店舗の情報
店名 山吹 鶴巻町店
住所 東京都新宿区早稲田鶴巻町556 秀幸ビル 1F
営業時間 月~金11:00~21:30 / 土 11:00~15:00
定休日 毎週日曜日、祝日
Report:立ちそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼美しいつゆが特徴
▼つゆだけ飲み続けても満足できるレベル
▼麺との相性も抜群!
▼肉もウメェェェエエエ!!
▼カレーライスに負けないカレーそばを早稲田に見た!!