外国の街中を歩いていると、ヘンテコな匂いが漂ってくることがある。そう、大麻だ。数年前、私(筆者)が金曜日の夜にトロントのダウンタウンを歩いたとき、そこここのバーや公園から大麻の匂いがプーン、プーンと漂ってきてとてもビックリした。お、お巡りさんに捕まらないの……と。
けれどもやはり大麻は NG とされている 。今回も、ある女子高生が「どこで大麻が手に入る?」とツイートしたところ、警察から温かいお返事があったそうだ。
・女子高生「大麻持ってない?」
2016年5月8日、アメリカの女子高生で、Twitter ユーザーネーム preznixon16 さんが、フロリダ州サラソタを訪れたときのことだという。旅先で大麻が吸いたくなったのか、彼女はツイッター上にこんな質問を投げかけた。
「フロリダ州サラソタにいる人。誰か大麻持ってない?」
ちなみに、現在のフロリダ州では大麻の使用は違法だ。その後、彼女は「誰も返信してくれないから、すねちゃうよね」とツイートしている。あら、かわいそう。
・警察「喜んでお話を伺いますよ」
だが、しかし! その2日後に、彼女は1通の返信を受け取る!! それは……サラソタ警察から。次のようなツイートが届いたのである。
「本署によってもらえれば、麻薬捜査官が喜んで詳しいお話を伺いますよ」
残念なことに、警察官のアピールは女子高生には伝わらず、彼女はサラソタ警察を訪れなかったようだ。
また海外メディア『Mashable』が「それで、大麻は手に入ったんですか?」と質問したところ、彼女は「残念ながら、手に入らなかった」と言っていたとのこと。女子高生と警察の “温かい” 交流ストーリーだったが、いずれにせよ犯罪にならなくてよかったね!
参照元:Mashable(英語)、Twitter @preznixon16[1][2]、@sarasotapd
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.
▼女子高生「誰か大麻持っていない?」
WHOS IN SARASOTA FLORIDA AND HAS WEED #Sarasota
— Fly Shit Only (@preznixon16) May 8, 2016
▼警察「お話を伺いましょう」
If you'd like to stop by our HQs, our Narcotics Detectives would be more than happy to talk. #SayNoToDrugs #LESM https://t.co/sQc8P2LHUL
— Sarasota Police Department (@SarasotaPD) May 10, 2016