「マルセイバターサンド」といえば全国的に有名な北海道銘菓のひとつだ。北海道に訪れた際や、道外の物産展で見かけたとき、つい手にとってしまうという方も多いのではないだろうか。
そんなマルセイバターサンドで有名な六花亭から2016年2月に『マルセイバターケーキ』が発売され、大変な人気を博しているという。さて、その人気のお菓子とはどんなものなのだろうか?
・「六花亭」とは
まずは『六花亭』をご存じない方のために簡単に説明しよう。六花亭は北海道の有名菓子メーカー「千秋庵製菓(旧:札幌千秋庵)」から1933年にのれん分けをして「帯広千秋庵」として帯広市で創業。その後1977年に改名し現在に至ったという、80年以上もの歴史を誇る老舗菓子店なのである。
食材の宝庫・十勝帯広地域に工場があり、上質な原料とバリエーションの豊かさが六花亭の特徴で、道民はもちろんのこと、全国からも絶大な支持を得ているのはご存知の通りである。
・「マルセイバター」とは
そんな六花亭のこれまでの主力商品といえばやはりマルセイバターサンドだが、そもそも菓子の名前にある「マルセイバター」とは何なのだろうか?
このマルセイバター(正式にはマルセイバタと呼ぶ)は、十勝管内の特別な飼料を食べて育った乳牛から採れた生乳が100%使用されているとのこと。さらに風味を良くするため、必要最短時間で作られているという。簡単に言うと、上質な生乳から作られたフレッシュなバターなのだ。
・「マルセイバターケーキ」の味は
2月に発売され大変な人気を博している「マルセイバターケーキ(税込120円)」にも当然その上質なバターが使用されているというが……果たしてどんな味なのだろうか。さっそく食べてみよう。
・黄色いスポンジの間にチョコレートソース
まず、鮮やかな黄色が特徴のパッケージを開くと、黄色いスポンジの間にチョコレートソースが挟まったケーキが現れ、ほのかに甘い香りが漂ってくる。これはウマそうだ。
ひとくち食べてみると……ウマい! ふわっとしっとりしている芳醇な甘さのスポンジケーキに、ほんのりビターなチョコガナッシュが味わいに深みをプラスしている。なんともバランスの良い味と食感だ。
・バターサンドが苦手な方にもオススメ
このバターケーキ、ガツンとくるインパクトはないが、万人受けしやすい上質でシンプルな味わいが特徴といえよう。バターサンドのレーズンバターが苦手という方も、これなら食べやすいかもしれない。
・ネットの声
ネットでその評判を探ってみると……。
「北海道の六花亭で購入したマルセイバターケーキ美味すぎる!」
「最近はマルセイバターケーキがオススメです♪」
「マルセイバターサンドは苦手だけど、このマルセイバターケーキは美味しい!」
「サンドやアイスよりこちらの方が好きになりました。」
「マルセイバターケーキに1番を譲ります。」
定番のバターサンドを上回るウマさだという声が多数見受けられた。
2016年4月現在、マルセイバターケーキは六花亭の店舗とオンラインショップでのみ購入が可能となっており、新千歳空港の土産店などでは販売されていないから注意してほしい。気になる方はお取り寄せなどでその味を確かめてみてはいかがだろうか。
参考リンク:六花亭オンラインショップ「マルセイバターケーキ」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼北海道内の店頭で購入。
▼かなりのスペースをとって販売されていた。
▼「マルセイバターケーキ(税込120円)」
▼万人受けしやすい上質でシンプルな味わい。
▼「マルセイバターサンド(税込120円)」と並べるとこんな感じ。