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世界選手権をまさかの2位で終えた、男子フィギュアスケートの羽生結弦(はにゅう ゆづる)選手。今回は優勝とはならなかったものの、世界歴代最高点を次々と更新し、男子史上初のグランプリファイナル3連覇を達成するなど、まさに「生きる伝説」ともいうべき活躍は他に類をみない。

羽生選手は多くの女性ファン、とりわけマダムファンが多いことでも知られ、「ユヅ」の愛称で親しまれているが、今回はそんなユヅファンが狂気乱舞しそうなユヅアイテムを発見したのでお知らせしたい。

・マダム層の爆買いが目的なのか?

2016年4月24日、大手製菓メーカーロッテから『キシリトールホワイト 羽生選手デザインボトル』が発売される。小売り価格は税抜760円前後を予定しており、全6種類の “ユヅデザインボトル” が最大の特徴だ。

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ただ、筆者は思った。国民的大スターだからガムになってもおかしくないが「6種類はやりすぎじゃないの?」と。マダムファンたちがユヅボトル欲しさに6種類を買いに走る姿が容易に想定できるし、生きる伝説をそんな風に利用しちゃいけないでしょ! と。

端的にいえば、売り上げのためにCDに握手券を忍ばせるアイドル事務所と同じやり口ではないか……これは真相を聞いて確かめるしかない! というわけで、ロッテ広報部に電話し、その真相を聞いてみることにした。以下が、筆者とロッテ広報部のやり取りである。

・広報に直接聞いてみた

筆者:「“キシリトールホワイト 羽生選手デザインボトル” についてお伺いしたいんですが……」

担当者:「はい、どんなご用件でしょうか?」

筆者:「ズバリお伺いすると、今回の羽生選手ボトル全6種類というのは、マダム狙いなんでしょうか?」

担当者:「それは無いですね(即答)。羽生選手は年齢層が高い女性ファンだけではなく、幅広い層から支持を得ていますので、特にそこがターゲットということはありません」

筆者:「ではマダム層の爆買いを見込んで商品を開発したわけではないと?」

担当者:「羽生選手の支持層は幅広いですから、もちろん興味を持っていただけたら嬉しいというのはございます。ただ、そこだけを狙ったということはないですね」

……とのことであった。

・全人類に向けた商品だった

言われてみれば、確かに羽生選手は幅広い年齢層から支持を受けているし、なんなら男性ファンもメチャメチャ多い。かつて浅田真央選手に「真央ちゃんガンバレー!」と叫んだのを見て以来、筆者もユヅが大好きである。

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結果的に「ユヅボトル6種類は決してマダム層を狙ったものではない」ということが判明した。「ユヅファン = マダムファン」というのがそもそもの間違いだったようで、今回の商品は全人類がターゲットのようだ。

とにもかくにも、『キシリトールホワイト 羽生選手デザインボトル』は2016年4月24日に発売だ。ユヅのデザインがあしらわれているだけで いつもより美味しく感じそうだから、気になる人はぜひチェックしてみてくれよな!

参考リンク:ロッテ
Report:P.K.サンジュン

▼ユヅーーーーー!
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