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カップ焼きそば界の絶対王者といえば、まるか食品の「ペヤングソースやきそば」である。ペヤング大好き人間はペヤンガー、もしくはプロペヤンガーと呼ばれ、他のカップやきそばにはない熱狂的なファンを持つことでも知られている。

そんなペヤングの弟分? として2016年3月14日から販売開始となったのが、『ペヨングソースやきそば』だ。発売がアナウンスされるやいなや、大きな話題をかっさらった同商品であるが、果たしてペヤングとの違いは何なのか? 自称・プロペヤンガー歴25年の筆者が、真剣に食べ比べてみたのでご報告したい。

・ペヤングとペヨングの違い

まずは『ペヨングソースやきそば』についておさらいしよう。ペヨングを手掛けるのは、ペヤングと同じ「まるか食品」である。パッケージからあふれ出す “圧倒的パチモノ感” はさておき、紛れもなくペヤング一族の商品なのだ。

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内容量はペヤングの120グラムに対し、ペヨングは106グラム。カロリーはペヤングの544キロカロリーに対しペヨングは456キロカロリーと、100キロカロリー弱も少なくなっている。また、価格はそれぞれ税込み173円と127円と、約50円もペヨングの方が安い。ちなみにペヨングは、100円ショップでも展開されているようだ。

・完成品の見た目はほぼ変わらない

つまりペヨングは「お手軽タイプのペヤング」として位置づけられていることがわかる。だが気になるのは味! ウマくなきゃ意味がない!! しかもペヤングと同レベルのクオリティでなくてはならないのだ。その壁はあまりにも高い……。

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さっそく作ってみると、ペヨングには かやくの肉が入っていない他は、そこまでペヤングと変わらない。お湯を入れて3分待つのもペヤングと同様である。そして出来上がったペヤングとペヨング……。ハッキリいって、プロペヤンガーの筆者にも肉以外で見分けがつかない

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・気になる味は……?

まずはペヤングを口に含み、脳にペヤングをしっかりと焼きつける。何百回と食べて来たこの味、忘れるハズがない……。そしていよいよペヨングを食べてみることに。さあ、一体ペヨングの実力はどうなんだ? パッケージと同じく味もパチモノっぽいのか!? ペヨングを口に運ぶと……!

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うん? うーん……うーむ。結論からいうとほぼ一緒! マナカナくらいしか変わらない!! ファーストインパクトの口当たりがペヤングの方が若干マイルドであるが、後味や麺の食感はほぼペヤングと同じ! 味は決してパチってない!!

・マナカナくらいの差しかない

どちらの方がウマいかと聞かれれば、マイルドさの分だけペヤングの方がウマいと答えるが、約100キロカロリーも低くて約50円安いならばペヨングも選択肢として大アリだといえる。ましてや100円ショップで買えるなら、コスパはペヨングの方が遥かにいいだろう

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結果として、ペヤングとペヨングはマナカナレベルの差しかないことが判明した。おすぎとピーコほども変わらない。内容としては売れていい商品であるが、ひとつ気になるのはやはりパッケージ。あの胡散臭さだけは何とかした方がいいのでは? とプロペヤンガーとして申し上げたい。

参考リンク:まるか食品
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼パッケージを外したところ。完全に双子である。
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▼左がペヤング、右がペヨング。若干内容は異なる。
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▼ペヨングには肉が入っていない。
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▼こちら完成品? どっちがどっちかわかるかな? 正解は左が「ヤ」で右が「ヨ」だ。
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▼まずはペヤングをしっかりと脳に刻み付ける。
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▼そしてペヨングを一口……!
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▼「あ、ほぼ変わらないね。最初のマイルドさだけだね」
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▼中澤記者「ペヤングの方がウマいです。ペヤングあんまり食べたことないですけど」
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▼結果としてはほぼほぼ変わらないことが判明! おすぎとピーコほどの差もないぞ!!