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忙しない日々を送る現代人にとって、腕時計は生活に欠かせないもののひとつである。いろんなデザインや機能の腕時計があり、手ごろな価格で買えるものも多いため、何本か所持しているという人もいるだろう。

さて、日本が世界に誇る時計メーカー・セイコーが、なぜかミュージックビデオ(以下、MV)を制作したらしい。時計メーカーなのにMVって(笑)。

意味不明だったので試しに試聴してみると……やべえええええ、めちゃめちゃかっこいいんですけど! 今すぐ、土下座して時計職人に弟子入りしたいレベル!

・セイコーがブランドMVを公開したぞ!

3月14日(月)、YouTubeのセイコー公式チャンネルにて公開された「Art of Time」。セイコーのスローガン「時代とハートを動かすSEIKO」をテーマに、「時に音楽を乗せて、人々に豊かな時間を提供したい」との思いを込めて制作したMVだそうだ。

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・「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」がかっけえええ!

登場するのは、セイコーの熟練時計職人と、手の込んだ “からくり” を次々と連鎖させていく「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」である。このマシンに用いられているパーツは、すべて実際にセイコーの機械式腕時計に使われているものだという。

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使用されているパーツの総数は、なんと47種類1200個! 最小パーツの大きさは0.7mm! 街並みをイメージした造形も、ユニークな仕掛けも、すべて機械式腕時計のパーツってマジかよ!

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・人とパーツがつながって時計に!

コロコロと転がり、腕時計職人の手を借りながらゴールへと向かう機械式腕時計のパーツたち。ラストシーンでは、時計の心臓ともいえる「てんぷ」が、時計職人の手により納められるのだ。「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」を真上から見ると……時計のカタチ!

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人とパーツの動きがつながり、ひとつの時計がカタチ作られていく様子に胸が熱くなった。 そんでもって、エンドロールの「CAST」のリストが、時計のパーツの名称なのにも感動した。セイコーの時計愛、ダテじゃない!

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・BGMも素晴らしいぞ!

総撮影時間は70時間。3日間かけてすべて1発撮りで行われたという動画の内容も素晴らしいが、BGMもまた素晴らしい。セイコーグループCEOの服部さんが作曲し、社員から集めた歌詞をのせ、それをアーティストやくしまるえつこさんが歌唱しているのだ。社員一丸となって楽曲を作るとか、セイコーって楽しいそうな会社だナァ。

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セイコーによると、ひとつの時計を作るのに、約200のパーツが使われるそうだ。普段、何気なく身につけているけれど、そう考えるとやっぱ技術ってすげえな。このMVのことをもっと知りたいヤツは、メイキングムービーもチェックだ!

参考リンク:セイコー ブランド・ミュージックビデオ “Art of Time”

▼セイコーのブランドミュージックビデオだ!

▼メイキングムービーもあるぞ!