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【怪しすぎ】定価2万5000円以上する『隠しカメラつき時計』が Amazon で3480円になっていた / 安定の中国製か? ゴミクズ覚悟で買ってみた!

2016年2月25日

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突然だが皆さん! 「探偵7つ道具」と聞くと何を思い浮かべるだろう? 古くは虫眼鏡、万年筆型懐中電灯。現代ならやはり「カメラ」だ! とくに潜入調査に使うカメラは小さければ小さいほどイイ。さりげなく身につけられたらもっとイイ!! だが、真に使える隠しカメラは高いのだ。庶民の手には届かないのだ。

……が、しかし! 先日、Amazon をパトロールしていたら、なんと!! 『隠しカメラつき時計』が定価2万5000円超のところ87%オフの3480円で叩き売られているではないか! 怪しい香りプンプンだが、3480円ならゴミでも諦めがつく。人柱覚悟で、実際に買ってみた。

・お買い得にも程があるスペック

2万5000円のものを3480円で販売しちゃうとは、売れば売るほど赤字になりそう。だが、所詮は他人事なので遠慮なく購入してみた。実際に買った『隠しカメラつき時計』の仕様は以下のとおりだ!

・静止画&動画(音声つき)の撮影が可能
・静止画解像度:1280×1024ピクセル
・動画解像度:720×480ピクセル
・内臓ストレージ:4GB
・最大90分録画可能
・もちろん腕時計としても使えるヨ!

カメラは文字盤の「6」の部分にさりげな~くついている。静止画の場合は、いちいち竜頭(りゅうず)を押してシャッターを切る必要があるが、動画なら先に起動させ、後は相手に文字盤を向けていればそれで録画OKだ。

へーっ! へーーっ!! これで3480円だなんてお買い得にもほどがあるでショッ!

・どう見ても中国製 / 不安すぎる「中国製隠しカメラ」

さてAmazonから届いた箱を開封してみると……こ、これは!? 一見、立派な箱に入っているようだが、チャイナ歴15年の私・沢井メグにはわかる。この箱の肌触り、ちょっと不思議なフォント、そしてなぜか英語と中国語表記のみ。これは明記こそされていないが、中国製の可能性が非常に高い。

以前、私はアキバの某レアなモノばかり売っているショップで中国製の隠しカメラを8000円で買ったことがある。安価な隠しカメラは壊れやすいとは聞いていたが、クラッシュどころか、初回の充電さえできず。泣く泣く捨てた夏の思い出。

3480円という爆安価格、おそらく中国製……これがフラグというものなのか? 今回も即壊れる、いや使用さえできないフラグなのか!?

・ゴミでも諦めようと覚悟して起動

「ゴミでも諦めようって覚悟したはずでしょ私!」と、震える心を押さえつつ、付属のケーブルでPCにつないで充電してみる。すると今回はすんなり充電完了。第一関門は突破だ。

ヨシ、ここまでは没問題(メイウェンティー:問題なし)だ。さっそく、ベルトを調整して装着! 紳士物であるものの、女性の私がつけてもわりと自然である。よし、ここでカメラを起動だ!!

・使ってみた → 気づかれず撮影に成功!

隠し撮りのターゲットを、隣に座っているGO羽鳥編集長に設定。1mほどの距離があるとはいえ、いちいちシャッターを押す静止画では気づかれる可能性が高い。そこで今回は動画撮影を行うことにした。

カメラつき時計を装着したまま、PCに手をかけてみたり、頬杖をついてみたり、「んん~っ」と伸びをしてみたりして左手につけた時計をさりげな~く向けてみる。ヨシ、ヨシ、ヨシッ。編集長は全ッ然気づいていない! 時計×カメラ=完璧じゃないか。あとは、これで記録さえできていれば……!

・優秀なカメラだった / アタリを引いた可能性

もう一度、時計とPCをつなぎ、データを確認してみると……お、おおお!! ちゃんと録画されていた! 

念のために撮影した静止画はダメダメだったが、動画は完璧。実際に撮影した動画をご覧いただけば一発でわかるが、クリアとは言えないまでも1m先から撮影したとは思えないほどハッキリと編集長の姿をとらえていた。

これは好(ハオ)! 非常に好ッ(ハオッ)!! いいオモチャをゲットしたったどーーーーー! 

だが、Amazonのレビューを見てみると、「一度も動かない」「耐久性に問題がある」という厳しい声もある。もしかしたら質にバラつきがあって、たまたま今回はアタリを引いただけかもしれない。ああ、中華ガジェットあるあるだなぁ……。

まぁ、ガチの隠しカメラがこんな値段で手に入ること自体がどうかしているので、本当にオモチャだと思った方がいい。オモチャとしてはコスパ最高だ。壊れるまで遊び倒したいと思う。

ちなみに今回の記事は、まいどおなじみ雑誌『GetNavi(ゲットナビ)』との合同企画だ。ゲットナビが選んだ商品は、Web版の「GetNaviWeb」でも特集されているのでチェックしてみてね! もちろん雑誌版ゲットナビ(2016年4月号)にも載ってるよ! それでは、再見~\(^o^)/

参考リンク:Amazon
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼Amazonで3480円の隠しカメラつき時計を買ったよ! なんと87%オフ!!


▼中はこんな感じ

▼このスス汚れた感じ。中国製の香りが漂ってくる


▼なんとカメラは文字盤に! マイクもついていて音声もバッチリ記録できるぞ

▼さっそく使ってみよう!

▼この距離でどれほどの映像が撮れるのか……!?

▼この距離で撮影した動画がコチラだ!!

▼この体勢が隠し撮りに向いていると判明。仕事をしているフリをしてガッチリ撮影

▼マジで気づかれなかった! たのしい~!!

▼ちなみに静止画の撮影はちょっと難しかった。遊ぶなら動画モードである

▼『GetNavi』の誌面にも載ってるよ! 見てね~

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