drum

ガラクタは捨てるしかない。これは当たり前のことだが、リサイクル以外で新たな世界を見出せることをご存知だろうか。そんな不可能を可能にした男の名前はダリオ・ロッシ。知る人ぞ知るスゴ腕のストリートドラマーである。

一体、彼は何をやったのか。動画「Dario Rossi Techno Street Drummer at Kumharas BLOOP’N’SUNSET part of Bloop Festival 2015」を再生してみたところ……そこにいたのはだった!!

・ガラクタだけでドラム演奏

どう見ても使い道がないようなガラクタの中に座っているダリオさん。しかし、彼の手にかかれば、空のバケツや使い古したフライパンは楽器に大変身! 鉄のかたまりでさえも音楽を奏でる道具になってしまう。

・完全に芸術

実際に動画で見たらわかるが、とにかくダリオさんの演奏がハンパない。叩いているのは間違いなくガラクタだが、その演奏は芸術そのもの。周囲にいる観客の多さが一段と彼のスゴさを物語っている。

おそらく彼は、どこを叩けばどんな音が出るのかなど、すべてを把握しているのだろう。ガラクタをぶん投げて出た音でさえも、美しく聞こえるからまた不思議。彼にとっては形さえあれば楽器になる……といった感じだ。

・一度は聞いておくべき演奏

何度見ても感動を覚えるような演奏なので、ぜひ一度は彼の演奏をご覧いただきたい。まったくもって余談だが、ガラケーは「ガラクタ携帯」ではなく、「ガラパゴス携帯」の略称だ。知らなかった人はこれを機に覚えておこう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼特に0:58〜はヤバい