殺傷能力の高い銃を水中で発砲したらどうなるのか。映画やゲームの中では、バキュンバキュンと対決するシーンも珍しくないため、やはり弾は飛んでいくのだろうか。いや、水中だと抵抗力が違うのでありえないと考える人もいるはずだ。
一体どっち? そんな疑問に答えたのは、物理学者のアンドレアス・ワールさん。なんと彼は水中で自分に向けて銃を発射! 自らの体を差し出し、驚愕の結果を教えてくれたぞ!
・自らを撃つアンドレアスさん
動画「Skutt under vann」を再生すると、プールの中で自らを撃とうとするアンドレアスさんの姿を確認することができる。そして「3、2、1」とカウントダウンし、いざ発射! 銃口から大量の泡が噴き出し、銃弾が飛び出す。あれっ、これヤバいやつ……?
・衝撃の結果
一瞬ヒヤリとするが、どうか安心していただきたい。弾丸はすぐに推進力を失い、水中にポトリ。アンドレアスさんの体に届くも何も、飛距離は1メートルにも満たない程度だったのである。水中で銃が撃てることに驚きだが、とにかく大丈夫だ。
・真似厳禁
無事だったことでホッとしているアンドレアスさんを見ると、ガチで危ない可能性もあったと推測したくなるが、何はともあれ納得の結果だ。ただ、当然これは真似厳禁。銃を所持すると銃刀法違反になる日本ではありえないが、海外で事故が起きないことを祈りたい。