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私(佐藤)はかねてから思っていることがある。寿司を食うにも、刺身を食うにも、結局しょう油の味がネタに勝ってしまうことがある。ウマいネタを食いたいのに、しょう油をつけるとしょう油の味しかしないことがある。これって本当に寿司がウマいのか?

しょう油が上等になればなるほど、そのジレンマに陥るのだが、この問題を解決してくれる万能調味料を発見した! それは「料亭の粉しょうゆ」である。液体が当たり前のしょう油を粉末状にしただと!? コレで寿司を食ってみると……。おお! ネタの味が良くわかるッ!!

・京都の老舗「下鴨茶寮」

この商品は、以前紹介した「料亭のあんぱん」を製造販売する、京都の下鴨茶寮が手掛けるものだ。今回特別にサンプルを提供してもらい、味をたしかめてみることに。

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・2013年にたどり着いた味

下鴨茶寮では、「和える(あえる)」という理念を大事にしつつ、1856年の創業以来、京文化の伝統と時代の文化を合わせて、新しいモノを生み出し続けているとのこと。その考えの元に、2013年にこの味にたどり着いたそうだ。

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・ただの乾燥させた訳ではない

これは液体しょう油を、ただ乾燥させただけではない。液体しょう油の旨味を凝縮して、なおかつ柚子と一味を加えて、上品な香りを実現しているという。実際に匂いを嗅いでみると、さわやかな柚子の香味が印象的だ。

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・柚子と一味

粉しょうゆと名付けられているだけあって、粉を見ると、ほのかに茶色を帯びている。さらによく見ると、柚子と思われる黄色の粉や、一味の赤が散りばめられており、一見おかかのふりかけのようにも見える。これを寿司にふりかけて食べてみると……。

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・コンビニ寿司もランクアップ!

おお! これ、しょう油だ。液体のものと比べて、味の主張が柔らかい。柚子の香味が華やかで、とても品があるように感じる。コンビニの寿司がワンランクアップしたように感じるじゃないか。これは結構何にでも合わせられるかも。焼き物・揚げ物にも良いだろうし、白飯にふりかけ代わりにかけても良いだろう。

ひょっとしてカップラーメンにかけると、上品な味に仕上がるかも!? とにかく万能調味料であることは間違いない。2016年は粉しょうゆがブレイクするかも!

参考リンク:下鴨茶寮
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼コレが粉末状のしょう油「料亭の粉しょう油」
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▼正式には「フリーズドライ醤油調味料」
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▼専用の容器に入れて使うようだ
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▼かけすぎた!? と思ったら、量が多くても辛くない
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▼とはいえ、少量で十分。ほどほどがちょうど良い
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