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大人がおしっこを漏らす──あってはならないことである。しかし、排尿は生理現象であるだけに、時にはコントロール出来ず……ということだってある。以前、本サイトで紹介した「旅先でうんこを漏らした人だけが分かること40連発」でも全く同じようなことを書いた気がするが、うんこ同様、おしっこも “どうにもならない時” が あるものだ。

そこで今回は、私(筆者)が昨日味わったばかりの個人的な体験を元に、「寒すぎて『おしっこを漏らしてしまった人』にありがちなこと40連発」を紹介したい。今はいているズボンがまだ乾き切っていない状態でお送りする、採れたてホヤホヤネタだ。

・【寒すぎて『おしっこを漏らしてしまった人』にありがちなこと40連発】

1. 尿意を感じてから「漏れそう!」となるまでの時間が異様に短い
2. 寒さが「これくらいなら家まで持つだろう」という計算を大きく狂わせる
3. 俺の膀胱(ぼうこう)はもっと容量あったはずなのに……
4. 「トイレのあるコンビニに行けば何とかなる」という甘さ
5. 「ただいま清掃中」のプレートがもたらす強烈な絶望
6. コンビニに立ち寄ったことを後悔する間もなく押し寄せる尿意
7. 止まっていると漏れそうになるので、とにかく歩く
8. 歩いていると、「あれ? ちょっと楽になったなか?」と思う瞬間がフッと来る
9. そう思っていると、前よりも強烈な尿意が襲ってくる
10. 家に着いたら速攻で放出できるように、歩きながらベルトを緩める
11. 家の鍵も手に持ってスタンバイ
12. 自宅が見えると、それだけで安堵感に包まれる
13. しかし、安心するとなぜか尿意がさらに強烈になる。
14. 歩けなくなると、いよいよヤバい
15. 座っても立っても、苦しさは同じだということに気づく
16. そこから歩き始めた時は、気力だけで耐えている
17. 家のドアの前まで辿り着いただけで、自分を褒めてあげたい
18. ドアを開けるために立ち止まっている間は最後の試練
19. 手が震えて鍵が上手く入らない
20. 焦ると余計に上手く入らない
21. 膀胱の「ごめん、もう無理っす」という声が聞こえる
22. 尿が「ヒャッハー\(^O^)/」という感じで尿道に流れ込んで来る
23. 踏ん張る尿道
24. だが、溢れる尿を受け止めるには、尿道のキャパが圧倒的に足りない
25. もう少し俺の尿道が長ければ……
26. “皮” にかけるほのかな期待
27. しかしそんな期待も虚しく、ついに尿が先っぽからチョロっと出始める
28. そのチョロっとで、自分の中の大事な何かが崩れ落ちる
29. 被害を最小限にしようという気持ちと、「もう終わった」という諦めの間で心が揺れる
30. そうこうしている間に、どんどん尿が溢れ出してくる
31. ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!
32. 止まらない
33. すでに負け決定という残酷な事実に打ちのめされながら、ようやく玄関のドアを開けて何とかトイレに突撃
34. いつもは “小便は便座に座ってする派” の男性でも、そのときは迷うことなく立ってやる
35. 尿が出っぱなしのままズボンを下ろす際には、ある種の開き直りが必要
36. 放出したときは、安心感と敗北感が入り混じっている
37. 振り返ると、玄関からトイレまでのルートが尿まみれ
38. 当然ながら、自分の下半身もベトベト
39. なぜか左側の太ももだけが濡れていることに気づく
40. 「そういえば自分は “左寄り” だった」という、どうでもいい事実を再確認する

——以上である。

いかがだっただろうか。かなり自分の経験に寄り過ぎてしまったかもしれないが、同じ地獄を味わった人ならば、思わずうなずきまくってしまった項目もあったに違いない。

とにもかくにも、これから寒さが本格化すると、私のような目に遭う人も出てくるはず。そうならないために、特にこの時期はこまめにトイレに行っておくことをオススメするぞ。

ちなみに、本サイトでは以前に「尿漏れあるある」についても取り上げている。「大の大人が尿を漏らすこと」についてさらに深く知りたい人は、そちらもチェックしてみてくれ!

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.