突然ですが質問です。あなたが最後にお子様ランチを食べたのはいつですか? 10年前? 20年前? 人によってはそれよりも前かもしれない。というか、基本的にお子様ランチは子供用の食べ物だから、「大人がお子様ランチなんて変だよね~」という考えは……古い。
実はここ最近、都内を中心に「大人のお子様ランチ」が流行の兆しを見せているのだ。お子様ランチの定義は難しいが、要するにワンプレートで収まり旗が立っていればお子様ランチといえる……たぶん。というわけで、大人のお子様ランチの魅力を探るべく、東京は八丁堀の『シュングルマン』まで足を運んだのでご覧いただきたい。
・八丁堀『シュングルマン』
大人のお子様ランチとは、別名 “大人様ランチ” とも呼ばれるブレイク目前メニューのこと。カフェやバルのランチタイムに提供されていることが多いようで、ワンプレートに様々なおかずが盛り付けられていることから、大人でもテンションが上がってしまう人が急増しているようだ。
そんな「大人のお子様ランチ」を食べさせてくれる店の1つが、東京は八丁堀の『シュングルマン』である。同店はワインバーなのだが、平日のランチタイム限定で「大人のお子様ランチ」を提供しているのだ。ちなみにサイズはSS(女性限定)・S・M・Lの4種類があり、それぞれ1000円~2200円となっているぞ。
・プレート上は肉だらけ
筆者は迷うことなくLサイズを注文。理由は簡単、こちらの大人のお子様ランチはLサイズに限り「ヅケ仕立ての短角牛ロース」がプラスされているのだ。どうせ食べるならワクワクしたいじゃない? だってお子様ランチなんだぜ?
やってきた大人のお子様ランチには、勇ましく旗が立てられており、嫌でもテンションが上がりまくる。しかもプレート上の8割は肉! 肉!! ニクニクニクーーーッ!! んんんッもう! こんなにワクワクする料理ならもっと早くやってくれれば良かったのに!!
それはさておき、さっそく食べてみると「熟成肉入りハンバーグ」も「大山鶏のフリット カレーソースがけ」も「もち豚ロース」も「ナポリタン」も全部うんまぁぁぁああああい! 特にナポリタンは口に入れた瞬間チーズの風味が広がる “特濃チーズ風味” である……これはやっべぇぞ!!
・味もワクワク感も最高
そしてLサイズにのみ付いてくる「ヅケ仕立ての短角牛ロース」も、間違いのないウマさ。マスタードソース・ワサビソース・トムヤムクンペーストと、どれで食べてもめちゃんこウマい! ランチで2200円は正直安いとは言えないけど、この内容なら決して高くないッス!! むしろ月1で自分へのご褒美として利用したいっすよーーー!!
初体験の「大人のお子様ランチ」は、味もワクワク感も非の打ちどころなし。むしろ「2016年、これは流行るな……!」と思わざるを得ないほど充実したものだった。まだお店の数は多くないが、ぜひみんなも「大人のお子様ランチ」を試してみてくれよな! マジでやっべぇぞ!!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 シュングルマン
住所 東京都中央区新川2-3-7 浪商ビル1F
時間 月~金ランチ11:45~13:30 / 月~土ディナー18:00~23:00
休日 日曜祝日
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼大人のお子様ランチを提供している、八丁堀のシュングルマン。ちなみにこのお店は、読者の方からリクエストボックスで教えてもらったものだ。アザス!
▼これは迷わずにLサイズ一択だろ!
▼最初に出てくるアミューズ。かぼちゃの冷製スープだった。オシャンティ~。
▼こちらが、大人のお子様ランチだ!
▼ズドーーーン!
▼熟成肉入りハンバーグ。中身はレア。
▼大山鶏のフリット。カレーソースはもちろん白米行き。
▼肉々しさ満点のゴツゴツしたソーセージ。
▼もち豚のロース。これウマかった~。
▼ナポリタンはチーズの濃厚さがハンパない。
▼そしてLサイズのみに付いてくる、ヅケ仕立ての短角牛ロース。赤身が……やっべぇぞ!
▼肉はマスタードソースかトムヤムクンペーストで食べる。
▼流行を確信した、大人のお子様ランチ。みんなもぜひ食べてみてくれよな! やっぱり旗がいいよね!!