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改めて確認しておくが、グンマーこと群馬県は、あなたが思っているような場所ではない。もしかして『HUNTER x HUNTER』に出てくるNGL自治国のような所を想像してはいないだろうか？　それは大きな誤解である。

そう、群馬にはあの原作版『孤独のグルメ』にも登場した名物があるのだよ。その名も「焼きまんじゅう」。群馬県民にはお馴染みのソウルフードである。その名の通り、タレを塗ったまんじゅうを焼いたものだが、実は焼きまんじゅうには、超絶ウマいもう一つの食べ方があったのだ！

・みんな大好き、焼きまんじゅう

私（あひるねこ）の母は群馬出身なので、幼い頃、よく祖父母が焼きまんじゅうを買って送ってくれたものだった。焼きまんじゅうとは、蒸して作ったまんじゅうに、濃いめの味噌ダレをよく塗って焼いたものである。濃厚な甘さだが、アンは入っていないので意外とパクパク食べられるぞ（アン入りもある）。

・焼きまんじゅうなのに焼かない？

この焼きまんじゅう、実はもう一つ、裏ワザとでも呼ぶべき食べ方がある。それは、焼かずにレンチンだけし、タレにつけながら食べるのだ！　何？　焼きまんじゅうなのに焼かない？　寝ぼけてんのかバカ！　とか言わずにちょっと聞いてくれ。これは私が小学生の時に祖母の友人宅で目撃したものだが、まさに革命的かつ画期的な食べ方と言っていだろう。

・買いに行ってみた

実際に作った方が話は早い。というわけで、群馬県伊勢崎市にある「忠治茶屋本舗」まで焼きまんじゅうを買いに行ってきたぞ。平日の昼間だというのに店を訪れる客が絶えないあたり、さすがソウルフードだな。

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店内でも食べられるのだが、お土産用を買って帰る人が多い。私も5串入ったお土産用を購入（670円）。さっそく作ってみた！

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・焼いて食べる

まずは通常の作り方でやってみよう。方法はいくつかあるのだが、今回はフライパンで焼くことにした。両面を焦げ目が付くくらいに焼いて、タレを塗れば完成だ。家で作ると、タレの量を自分好みで調節できるからいいな。食べてみると……そう、これこれ！　昔から変わらないウマさだ。

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・レンチンして食べる

それでは、焼かずにレンチンだけするとどうなるのか。そのままの状態で約30秒ほど電子レンジにイン。温まったまんじゅうを、別皿に入れたタレにつけていただく。これがめっちゃフワッとしていてウマすぎるのだ！　肉まんやあんまんの数倍のフワッを想像してほしい。焼いて食べるよりあっさりしているので、どんどんイケてしまうぞ。

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・2つの味を楽しめる

定番の焼いた食べ方も勿論ウマい。最高だ。しかし、甘いものってけっこう飽きちゃうんだよな。そういう時はレンチンしてみてくれ。同じまんじゅう、同じタレなのに、まったく違う味が楽しめるぞ！　昔から食べてるから飽きちゃったよ～という人にもオススメだ。

・まさかの事態

ここまで書いたところで、私は目を疑うような事態に遭遇した。究極の裏ワザであるはずのレンチン式のやり方が、なんと入っていた説明書きにサラッと書いてあったのである。バカな……。確かに、用紙を読んだのは今回が初めてだ。しかし、こんな極意を見逃しそうな一文で済ますなんて、グンマーの恐ろしさの片鱗（へんりん）を味わった気分だぜ……！

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・グンマーに入国しよう

つまりこのレンチン式は、焼きまんじゅうマニアなら当然 習得済みのはずである。万が一にも知らなかった人は、すぐ試せ。いいな、今すぐ試すんだ。マジでウマいから!!　群馬県民だけでなく、他県にお住まいのあなたも、焼きまんじゅうを食べにグンマーに入国してみてはいかがだろうか？

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名　忠治茶屋本舗
住所　群馬県伊勢崎市上蓮町657
時間　8:30～17:30
休日　火曜

参考リンク：忠治茶屋本舗
Report：あひるねこ
Photo：RocketNews24.

▼雰囲気がいい忠治茶屋本舗
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▼店内でも食べられるぞ
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▼1本140円だ
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▼こちらはお土産用（670円）
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▼フライパンでOK
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▼変わらぬウマさだ
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▼レンチンするとどうなる？
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▼フワッとして激ウマ！　今すぐ試せ!!
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▼裏ワザだと思ったらサラッと書いてあるあたり、さすがグンマーだぜ……
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