・店名の由来は?
私:「ところで、お店の名前なんですが……」
女将さん:「はい」
私:「何で二軒茶屋と名付けられたんですか?」
女将さん:「京都の二軒茶屋から取って、そのまま名前にしたんですわ」
私:「あ〜!」
──そう言われれば、京都の鞍馬あたりに二軒茶屋という地名があった気がする! と言うか、かなり昔に何回か行った気がする! 確か、落ち着いた風情のある場所だった記憶が……。
・サンチャに乗っかったワケじゃない!
とにかく分かった! 店名の由来は京都の二軒茶屋だったのだ。お店の人が京都出身だから、やはり京都に対する思い入れも強いのだろう。それでお店の名前をそのまま……納得!
というわけで、ニーチャはサンチャのギリ徒歩圏内にあるものの、決してサンチャに乗っかって名付けたんじゃないぞ。繰り返すが、京都の二軒茶屋からである。
・料理も要チェック
ところで、どうしても店名が気になってしまう人は多いだろうが、二軒茶屋は料理に対するこだわりも深いようだ。メニューや価格は日替わりで、納得できる素材を仕入れられなかったときは出さないらしい。
私が注文した『ふろふき大根』と『牛ロースの網焼き』も文句なしの味で、特に牛ロースは絶品! 聞けば「メニューの中でも肉は一番こだわっている」ようで、「5等級の肉のみを使う」らしい。そりゃウマいわ!
それにしても、宣伝などを全くしていないのに、素材には頑固さを貫くあたりが何となく京都っぽい。雰囲気も落ち着いていて、また行きたくなるお店であった。
・ニーチャトリビア
ちなみに全く関係ないが、女将さんによると40年以上前のニーチャの周辺は「やらしいピンクの店が多かった」とのことだ。ニーチャトリビアとして活用してみてはいかがだろうか。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 二軒茶屋
住所 東京都世田谷区代沢2-29-3
時間 18:00~24:00
休日 日・祝日
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼メニューも価格も日替わり。なお値段を黒板に載せていないのは「スペースがないから」とのことで、聞けば教えてくれるぞ
▼『ふろふき大根』。取材した日は700円
▼特に絶品だった『牛ロースの網焼き』。取材時は3000円
▼エリンギが添えられていて……
▼肉はトロトロ!
▼サンチャから歩いて20分強のニーチャだ!