lomu

2015年11月18日、ラグビー元ニュージーランド代表(オールブラックス)のジョナ・ロムーさんが、同国のオークランドで死去した。40歳という早すぎる死に世界中から悲しみの声が相次いでいる。

ロムーさんといえば、196センチ120キロの巨体であるにもかかわらず、100メートルを10秒5で走り、今でも史上最高のウイングと言われている選手。体格、スピード、強さ、すべてを兼ね備えており、現役時代は誰も止めることができなかった。

・ネットの声

「嘘やん」
「これはショックだ……」
「ロムーの訃報で泣きそう」
「ジョナ・ロムー。元気やったのにどうして。」
「未だに、ロムーをもう見られないという事実を受け止められない」
「ロムーさんマジか…最強のプレイヤーだったのに、 病とは恐ろしい……」
「ロムーまじかよ… ラグビーにはまるきっかけの選手、大スターでした…」

あまりにも急、そして若くしての訃報に多くのネットユーザーがショックを受けている。また、先日まで行われていたW杯前に、ロムーさんは元気な姿でハカを披露していただけに信じられないという声も見られた。

・病気と怪我に悩まされた現役生活

1995年にネフローゼ症候群との診断を受け、2003年に腎臓の機能が悪化。移植手術を受けて復帰を果たすも、怪我に悩まされ2007年に選手としてのキャリアを終えたロムーさん。長く現役を続けることはできなかったが、相手選手を弾き飛ばして突進する姿は今でも世界中の人々の記憶に刻まれている。

・ロムーよ永遠に

YouTube の動画「Jonah Lomu – The Legend | Tribute」には、この先も語り続けられていくだろう彼のプレーが収録されている。ランニング、ボディコンタクト、そして代名詞のハンドオフ……今一度「ジョナ・ロムー」というラガーマンを目に焼きつけて欲しい。

2019年に日本で行われるW杯の親善大使にも就任していただけに、彼の来日する姿を見たかった人も多いはず。ラグビー界に多大なる影響を与え、また人々に衝撃と感動を与えたロムーさんのご冥福を心からお祈りする。

参照元:YouTubeNHK NEWS
執筆:原田たかし

▼今一度彼のプレーを目に焼きつけよう

▼W杯前は元気にハカを披露していたロムーさん