キター! キターッ!! 今年も流れ星のシーズンがやってキター! 2015年11月6日におうし座流星群(南群)、13日におうし座流星群(北群)。そして、今日18日には、しし座流星群が活動のピークを迎えるというのである。
果たして、今回は流星を観測できるのだろうか? 時間や気温も気になるが、それより何より……空よ、どうか晴れてくれ!
・毎年11月に見られる「しし座流星群」
毎年11月に観測することができる「しし座流星群」。国立天文台によると、11月10日~11月25日が活動期であり、その活動が最も活発になるのが本日18日だ。
しかし、極大を迎えるのは日本時間の13時頃と真っ昼間。日本での観測のチャンスは、その前後の18日未明か19日未明ということになる。
・月明かりのない好条件 / 何とか晴れてくれ!
だが、17~18日にかけては全国的に天気は雨。ほとんどの地域で観測が厳しかったのではないだろうか? では極大を挟んでの、18日0時~19日未明が次のチャンスとなるが、天気予報はと言うと……。
うーん、北海道、東北、沖縄以外は曇~雨の予報が目立つ。今回のしし座流星群は、せっかく月明かりの影響がない好条件なので、何とか晴れるよう願うばかりだ。
・観測のポイント「人工の明かりがない場所で」「気長に」「広ーく見る」
この時期のしし座というと、東の空にのぼるもの。しかし、観測するには東を凝視していれば良いというわけではない。流星は全方位に飛んでいくので、まず空を広く見渡してみよう。
そして、もちろん「人工的な明かりの少ない場所」で。そして一番重要なのが「気長に待つ」ということ。2001年には一晩で1000個以上の流星が流れたしし座だが、あの流星嵐は約33年に一度のチャンス。今年は、多くて1時間に10個程度と予想されている。
観測は、焦らずゆっくり、そして万全の防寒対策を。流れ星、ひとつでも見られますように!!
参照元:アストロアーツ、国立天文台 [1] [2]、Twitter @konicaminoltatk
執筆:沢井メグ
Photo:Wikimedia Commons
▼見られるといいなぁ
おうし座流星群は、放射点が南と北に分かれていて、今年は13日がおうし座北流星群の極大となる予定!明日は月明かりの影響を受けず、21時以降が好条件のようです。
また、しし座流星群が18日に極大を迎えます。…晴れるといいですね☆(Y) pic.twitter.com/mtFMRZFQek— コニカミノルタプラネタリウム天空(押上) (@konicaminoltatk) November 12, 2015
▼こちらは2001年のしし座流星群の映像