秋が深まり、肌寒くなりつつある今日この頃。秋といえば「芸術の秋」と言われているが、みなさんは『ミニチュアアート』をご存じだろうか? 小指の先ほどのサイズの中に、色や質感を限りなくリアルに表現した模型のことである。
あまりのリアルさに、ネットやSNSで話題になることも多いが、なんとこのミニチュアアート作りを体験させてくれるという先生に出会ってしまった……こんな機会は滅多にない! ということで、ミニチュアアートのパフェ作りに挑戦してきたのでご覧いただきたい。
・先生は「_petit.fleur_」さん
今回ミニチュアアートを教えてくれるのは、Instagramネーム「_petit.fleur_」さんである。言われなければ模型だと気付かないほど、リアルかつ繊細なミニチュアアートは、まさに神クオリティ。というか、マジで同じ人間が作っているとはとても思えないぜ……。
私(P.K.サンジュン)はInstagramの投稿を見て、「もしよかったらミニチュア作りを教えてもらえませんか?」と打診したところ、即答で引き受けていただけることに。というわけで、手先の器用さには自信があるという編集長のGO羽鳥と2名で挑戦することになった。
・指先がプルプル震える
今回のお題は2種類のパフェ作りである。先生が用意してくれた材料をもとに、チョコレートやアイスクリームなどを作っていく。かなり繊細な作業だから、パフェにチョコレートを流し込む際にはプルプルしながらも、先生の教え通りにパフェ作りは進む。
特にGO羽鳥はアイス作りに情熱を燃やし、かなり完成度の高いチョコミントアイスとバニラアイスが完成。ちなみに、「バニラビーンズを入れたい!」と妙なこだわりをみせ、考えた結果バニラビーンズは髪の毛を刻んで使用したが、これもなかなかのクオリティであった。
・地道で繊細な作業
フルーツは先生が作ったものに、キウイの種を描いたり、リンゴの色付けなどをしたりする。特にバナナは、一度 黄土色でボヤっと色付けをし、その上から種の黒を入れるというこだわりよう。この地道な作業の一つ一つが、リアルなミニチュアアートを完成させるのだ。
先生の丁寧な指導を受けつつ、約3時間半で各自2種類のパフェが完成! ……って超カワE!! 作品だけ見たら、誰も四捨五入すると40歳のおっさんが作ったとは思うまい! それくらいラブリーでキュートなクオリティである!!
・超かわいいパフェが完成!
先生は「どちらもお上手です!」とホメてくれたが、GO羽鳥のチョコレートパフェは、明らかにハヤシライス色だったことだけは記述しておこう。どんな仕上がりになったのかは、制作過程も含めて画像を確認してほしい。
貴重な体験をさせてもらった「_petit.fleur_」さんには、感謝感激雨嵐である。「_petit.fleur_」さんの作品はマジでスゴいから、興味がある人はぜひInstagramをチェックしてみよう。先生、本当にありがとうございました!
参照元:Instagram @_petit.fleur_
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼先生の教えを真剣に聞く。
▼マジやで。
▼パフェの底にソースを入れる。プルプルが止まらない。
▼GO羽鳥のチョコレートパフェは、完全にハヤシソースでした。
▼これは、筆者の作品。いい感じやで。
▼アイスを入れて、ウネウネっとさせる……チョコレートパフェや!
▼GO羽鳥作、ハヤシソースパフェ。
▼こちら先生が自作した細かいパーツたち。玉手箱や!
▼アイス作りも超楽しい。
▼GO羽鳥のチョコミントアイス。質感もイイ!
▼バニラアイスのバニラビーンズには髪の毛を入れた。
▼リンゴの色塗り。赤を塗った上から黄色を細かく入れて、指で押し潰す。こだわりや。
▼キウイの種を描く作業。
▼リンゴを切ったり、バナナを切ったり。
▼バナナは一度、黄色系を入れて指で潰し、さらに種を描く。
▼真剣にやったが……
▼全然上手くいかねえ(笑)
▼先生作のメロンとオレンジもヤバい!
▼そしていよいよ盛り付け。それっぽくなってきました!
▼フルーツにニスを塗ったら完成だ!
▼どや! 両サイドが筆者作、真ん中がGO羽鳥作である! おっさんが作ったとは思うまい!!
▼「オラ、俺の方がウマそうだろ」「黙れハヤシライス コラ」
▼メグ記者と和才記者にも選んでもらったが、こちらも引き分けになってしまった。
▼貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
▼「_petit.fleur_」さんの神作品もお見逃しなく!
▼イチジクのツブツブもやべえ!
▼一つ一つの模様がもう……
▼ミキサーも取り外せるらしい。マジで神。