2014年大手牛丼チェーンの「すき家」は、ワンオペ問題が取りざたされ労働環境の改善する必要に迫られた。ワンオペとはお店の運営をたった1人でまかなうというもの。深夜の時間帯などに従業員が1人しかいないことを見越して、強盗事件が相次ぎ発生する事態となった。
・今年は大丈夫?
特に牛すき鍋定食の期間には、スムーズな商品の提供ができなくなるなどの問題が起きていた。あれから時を経て2015年10月29日より、再び牛すき鍋定食の販売が始まった! 今年は大丈夫か? 心配なので早速食べに行ってみた。
・装い新たに新定食
昨年鍋定食の販売を開始したのは、2月のことであった。それからわずか2カ月で終売。3月中には店舗が相次いで休業するなどしていた。メニュー内容を大きく見直して、同年11月より販売を再開。そして迎えた10月29日、装いも新たに “新” 牛すき鍋定食(680円)として販売開始となった。
・ボリュームアップ
これまでよりもうどんと野菜の量を増してボリュームアップ。隠し味に牛脂を加えることで、コクが増しているとのこと。なるほど、セールスポイントはわかった。実際に食べてみる方が話が早い。ということで、最寄りのすき家へ。
・ちょっと時間がかかる
サンジュン記者と私(佐藤)はテーブル席に座り、牛すき鍋定食1つときのこペペロンチーノ牛丼1つを注文。牛丼はすぐに出てきた。まあ看板商品なので、スムーズに出てきて当然かもしれない。一方の鍋定食はちょっと時間がかかる。昼時で若干混み合っていたためだろうか。約7~8分かかった。やはり通常のメニューに比べて手間と時間がかかるらしい。
・煮立つのにちょっとかかる
鍋には牛肉と白菜・タマネギ・白ネギなどの野菜、そしてうどんが入っている。パッと見ただけで結構ボリューム感があるように感じられる。固形燃料に火がついており、これでアツアツにするという仕組み。基本的にはこれまでの定食と変わりがない。しかし野菜が多くなったため、煮立つまでに少し時間がかかる。
・味、量ともに申し分ない
味は牛脂が入ったことで、たしかに深いコクが出ている。やや濃いめな味付けの割り下に、奥行きを感じる。肉の量は申し分なく、680円で十分満足の行く食べ応えではないだろうか。これは以前に増して美味しくなったと言って良いだろう。きっと今よりも寒い時期なら、さらに美味しく感じるはず。販売休止とかならないことを願う。
参考リンク:すき家
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼新しくなった牛すき鍋定食
▼具材にはある程度火が入っている。グツグツ煮立つまで、若干時間がかかる
▼うどんが増量し、食べ応えが増している
▼コレはいいわ
▼販売休止とかにならんことをマジで願うわ、うん