すっかりと寒くなり、鍋が恋しい季節がやって来た。最近は牛丼チェーン店などでも気軽に食べることができ、ありがたい限りだ。

中でも記者が特に楽しみにしているのは、すき家の鍋。毎年、ガッツリとスパイスの効いたものを出してくれるからだ。2022年も11月1日より『牛・麻辣火鍋定食』が登場! これは……食べるっきゃねぇ!! 


・2022年は火鍋オイルがポイント

すき家は過去にも「四川風牛すき鍋定食」「麻辣牛火鍋定食」など、麻辣系の鍋を出している。

毎年同じものを出すのでなく、変化があるところにすき家の本気を感じる。きっと開発部には麻辣系に情熱を注ぐアツい人がいるのだろう。知らんけど。


さて2022年の『牛・麻辣火鍋定食(並盛・税込890円)』は一体全体どのあたりが特徴なのか。運ばれてきたものをジッと眺めたところ、担々ゴマだれがかかっていることに気付く。

2020年の「麻辣牛火鍋定食」では特製担々ダレが別添えされていたが、これまた開発部に担々ダレ推しの人がいるのかもしれない。そして相変わらず具沢山で、スパイシーな香りが食欲をそそる。


また、今回最大の特徴とも言えるのが “火鍋オイル” だ。過去にもオリジナル麻辣スパイスなどが付いていたが、今回はオイルという変化球。ちょっと嘗めてみたところ、花椒が効いていて八角の香りもする。

これは確実に鍋に旨味と辛味をプラスしてくれる味。このオイルだけで『牛・麻辣火鍋定食』の美味しさは約束されていると言い切れる程にパンチの効いた良い味だ。


・今年の冬もヘビロテ決定

ぐつぐつと煮える鍋に箸を入れ、まずはオイルなしをほお張る。ゴマだれ効果でまろやかな舌触りだが、それでも十分にピリッとしている。豆板醤などの辛味だろう。


辛いものが得意でない人は、オイルなしでも十分かもしれない。しかしわざわざ『牛・麻辣火鍋定食』を注文する人はきっと、ガツンとした辛味が好きなはずだ。


そんなあなたは、別添えの火鍋オイルを一気にドバっといってしまおう。記者もそうしたが、ジワリと汗が出る程度で、むしろ体の中からスッキリして心地よい。

シビ辛になるだけでなく、鍋全体旨味とコクが増して最高だ。サラッとしたオイルがスッと鍋に染み渡り、全体を上手くまとめ上げてくれるのだ。


先ほどオイルなしでも十分と書いたが、アレはアレ、コレはコレで全く違った味わいである。うん……これはウマい~~!!!! 

正直食べる前は「今年はオリジナル麻辣スパイスがないのか」とちょっぴり残念な気持ちだったが、オイルはオイルでアリ。大満足だ。

やはり、すき家の麻辣系鍋にハズレなし。今年の冬もヘビロテ決定だ。みなさんも是非、このシビ辛ウマい『牛・麻辣火鍋定食』をお試しあれ。ハマるぞ……!

参考リンク:すき家
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼2022年のすき家「牛・麻辣火鍋定食」はオイルが特徴

▼オイルなしでも十分ピリッとしていて美味しい

▼でもやっぱり、オイルを入れてシビレる辛さを楽しみたい! 

▼ご飯を浸して食べてもウマし

▼美味しかった~!! ヘビロテ決定です