あなたにとって、おじいちゃんおばあちゃんはどんな存在だろうか。優しく甘やかしてくれて可愛らしく、ここぞという時には暮らしの知恵を発揮する……頼りがいのある人生の大先輩??
そんなイメージをいい意味で裏切ってくれるのがフリーペーパー『鶴と亀』。地方で暮らす、おじいちゃんおばあちゃんを紹介するという内容なのだが、「とにかくイケイケ!」であることが一目瞭然な雑誌だ。女子男子学生にも負けない、おじいちゃんおばあちゃんの雄姿を、とくとご覧あれ!!
・イケイケ具合がガンガン伝わってくる『鶴と亀』
『鶴と亀』……とにかく題名からして、なんだかとてもオメデタくハッピーな感じだが、表紙をめくるともっとハッピーになれることを保証する。第壱・弍・参号は大人気で在庫がなくなったとのことなので、四号を手に取ってみよう!
ズバリ第一印象は「カッコカワイイイ」。さすがコンセプトが「地方にいるイケてるおじいちゃん、おばあちゃんをスタイリッシュに発信する」なだけあって、出演者はとにかくイケててカッコいい!! 時折見せる「はにかみ笑顔」が可愛さを強調させている点もポイントだ。農作業や孫を抱えるその姿も、とんでもなくイケて見えるぞ。
・肛門科に通うおじいちゃんが放った一言
特に印象的だったのは「パンチライン」というコーナーで、肛門科に通うおじいちゃんが放った「おれの糞切り包丁の調子が悪い!」という一言。なんとぶっ飛んだ言い回しだろうか。洒落が効いているのかいないのか、判断しづらいところではあるが、とにかくおじいちゃんがイケイケであることは伝わってくる。
そのほか、「おじいちゃんおばあちゃんならではのファッション」や「おじいちゃんおばあちゃんのファッションを若者が取り入れたらどうなるか?」なども、かなりイケてて面白い。間に入る広告も、クスっと笑えるノスタルジーなものが多く、目を奪われること間違いなしだ。
・作っているのは長野県奧信濃に暮らす兄弟
このイケてる雑誌がどんな人の手で作られているのか、とても気になるところ。どうやら長野県飯山市出身の兄弟が制作しているようだ。大学進学を機に一度は東京暮らしをしてたらしいが、おばあちゃん子であったことも手伝い、地元からおじいちゃんおばあちゃんの魅力を伝えようと、長野に戻り故郷から発信しているのだとか。
・特別号も発売中だぞ!
人気を受けて、第壱・弍・参号を束ね、そこに未公開写真を加えた合本『鶴と亀 特別号』も発売されている。収録されているおじいちゃんおばあちゃんの数はなんと、100人!! イケイケ未公開写真も多数、掲載されているぞ。
フリーペーパーは全国各地の書店やカフェ、飲食店などに設置してあるのでぜひとも入手し、イケイケなおじいちゃんおばあちゃんのパワーを体感してほしい!
参考リンク:「鶴と亀」公式サイト
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24
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