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「ブラジャー」とは、女性のお胸を覆う複雑な形状をした下着のことだ。日本で普及したのは、戦後しばらく経ってからだという。しかし、世界に目を向けるとブラの発祥は何でも今から約3000年前なのだとか! 揺れや垂れを防止するのが目的だったと言われている。

そんなブラの歴史を2分半で確認できる動画が話題となっている。美女が実際に各年代のブラを着用し、紹介しているのだ! さてさて、人類はどんなブラを使ってきたのだろうか? 動画「The History of the Bra: Styles From Every Fashion Era」で見てみよう。

・美女がブラを紹介!

動画に映し出されているのはひとりの美女。それも、布一枚! お胸にグルリと布を巻き付けただけというスタイルである。これはローマ帝国時代のブラジャー。ここから各時代のブラの紹介が始まるのだ。

・時代によって役割が変わるブラ

コルセット型、スポーツブラ型、ワイヤー入りのブラジャーに、肩ヒモもアンダー部分もないシリコンブラまで!! 美女は次から次へと各時代に登場したブラジャーに着替えていく。

ブラのビジュアルの変化にもビックリだが、注目したいのはその役割だ。人類がブラを使い始めた理由は、お胸の揺れや垂れ防止だと言われている。しかし、動画を見てみるとブラは単なる乳揺れ防止アイテムではなく、ファッションの流行と共に進化していることがわかる。

・ブラの歴史=ファッションの歴史

たとえば1920年代! 直線的なボディラインが好まれ、少年のようなファッションが流行した時代だ。この頃は、ブラも女性の持つ曲線を最小限に抑えるタイプ。しかし、1920年代の後半からは “ナチュラルな女性美の良さ” が見直され、ブラの形状もガラリと変わっている。

その後、美意識の変化と共にブラも進化。ワイヤー入りのもの、ロケットのように先端がとがったものもあれば、1970年代はまさかの “フェイク乳首” つきのものまで出て来るぞ!

そう言えば、シリコンブラの登場した2000年頃は背中が大きく開いたファッションをする人が増えた時期だっけ……。やはり、ブラはただの下着ではなかった。「ブラの歴史=女性ファッションの歴史」と言っても過言ではないかもしれない。

参照元:YouTubeCocoros
執筆:沢井メグ