『人間は、道具を使う動物である』これはイギリスの有名な思想家「カーライル」が残した言葉だ。今回は人類の偉大な発明品を使って、カーライルもビックリな 「どん兵衛」の調理法をご紹介したいと思う。
この方法で「どん兵衛」を調理すると、麺は生麺の様なモッチモチのツ〜ルツルに、油揚げはしっとりふっくらし、まるで別次元の仕上がりになるのだ! 調理に必要なものは「どん兵衛」「どんぶり」「熱湯」そして人類の偉大な発明品「ラップ」と「電子レンジ」のみ。作り方は以下のとおり。
・レンジにかけるだけでほぼ “生” に
ご紹介する調理法は “熱湯を入れて500Wのレンジで3分間加熱する” 非常に簡単なもの。これだけで「どん兵衛」がほぼ “生” のような仕上がりになる。ただ、いくつかポイントがあるので説明しよう。
【用意するもの】
・どん兵衛
・どんぶり
・熱湯
・ラップ
・電子レンジ
【調理方法】
1.「どん兵衛」 のフタを全てはがし、スープ等の小袋を取り出す。スピーディーに調理を進められるように、この時点でラップやどんぶりも用意しておこう!
2.カップの線より2~3ミリ多く熱湯を入れる。レンジで加熱すると麺や具に水分が染み込みやすくなる為、このように少し多めに熱湯を入れておくのがポイントだ!
3.ユルめにラップをかける。きつくかけてしまうと、破裂する恐れがあるので注意してほしい。
4.すぐに500Wのレンジで3分間加熱する。熱で容器は変形するが、筆者の経験では溶けてしまうことはなかったので大丈夫なはずだ。
5.レンジで3分加熱したら、慎重に どんぶり へ移す。大変熱いので要注意!! 鍋つかみやキッチンペーパーを使うと安全だ。ちなみに熱で変形した容器が気にならなければ、どんぶりに移さなくても特に問題は無いぞ !
6.付属の調味料を入れる。
7.整えて完成!
──以上である! つまるところ「どん兵衛」に熱湯を入れて5分待つかわりに、500Wのレンジで3分間加熱するだけだ。
・手品レベルの “生” 食感
写真を見ればお判り頂けると思うが、もはや「どん兵衛」と気付かれない程に “生” の食感になる。ここまでいくともう手品レベルだ。「どん兵衛」がエンターテイメントになると誰が想像しただろう。家族や友人、恋人にも驚かれること間違い無しだぞ!
・他のカップ麺でも応用可能
ちなみにこの調理法、加熱時間さえ注意すれば他のカップ麺でも応用が可能である。その法則はこれ。「レンジで通常調理の約60%の時間加熱」すればいいのだ。たとえば、通常4分のものなら、4分×0.6=2分20秒、通常3分のものなら、同様に計算して1分40秒加熱をすれば “生” 食感となる。特に “カップそば” はオススメだ! なお、 “カップ焼きそば” や “カップヌードル系” の麺は “ネチョネチョ” になるのであまりオススメしない。
これから肌寒くなる季節がやってくる。この調理法を使ってカップ麺で温まってみてはいかがだろうか。
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24
▼調理するのは普通の「どん兵衛」だ。
▼お湯を少し多めに入れてラップをかけたら、すぐにレンジで3分加熱!
▼このように少し容器は変形するが、ビビらなくても大丈夫だ!
▼どんぶりに移して、調味料を入れれば完成!
▼麺がモッチモチのツ〜ルツルだ。
▼中澤記者「うめぇ……」
▼和才記者「ウマッ!」
▼P.K.サンジュン記者「マジ凄え〜!」
▼佐藤記者「ウマイウマイ!!」