
世界中の海を泳ぎまわる激ウマの魚、それがマグロだ。日本近海やペルー沖、ケープ沖にチリ沖に……と、さまざまなマグロ漁場が地球上には存在するのだが、忘れちゃいけないのがインド洋。そして、アフリカ寄りのインド洋で漁をしたマグロ漁船が、燃料補給などのために立ち寄る「マグロ船寄港地」こそが……実はケニアなのだ。
場所はケニア最南端、インド洋に面した港湾都市「モンバサ」。世界中からマグロ漁船はもちろんのこと、クルーズ客船なども来航する。と、いうことは……!!
・新鮮なマグロはケニアに集まる疑惑
別にモンバサで本格的な水揚げはしないとは思うが、少しくらいはインド洋のマグロが流れている……可能性もある。なにせ、広い広いアフリカ寄りのインド洋に存在するマグロ船寄港地は、ここしかないのだ。つまり……新鮮なマグロはケニアにある!!
そんな仮定を信じてしまったら、行きたくなるのが寿司屋であろう。はたして、ケニア寿司の実力とは? ケニアナンバーワンの寿司職人は誰なのか? ということで、首都ナイロビに点在する「寿司を出す店」を、片っ端からジャッジしに行ってみたぞ!
・エントリーナンバー1「Furusato(フルサト)」
まず行ってみたのが、ナイロビ中心街から行きやすい場所にある「Furusato」である。まるで庭園のような広い広い駐車場を持つ、ものすごくゴージャスな日本料理屋さんだ。入店するやいなや、まず目に飛び込んでくるのが寿司カウンター!!
注文したのは、マグロとエビ。この2種類のみで優劣を決めるというルールにしてみた。カウンターの向こうには、“いかにも寿司屋です” といった調理用白衣を身にまとったケニア人の寿司職人さんがいる! それも、器用に手巻き寿司を作っている!!
私(筆者)は、おしぼりで顔をフキフキしながら、おもむろに「マグロとエビ……」と、玄人っぽく言ってみた。だがしかし……「イエース」と返事をしたのは……アジア系の大将だった! 話を聞けば、フィリピンからやってきた寿司職人だという。
せっかくだからケニアの人に握ってもらいたかったなァ……と思いつつも、フルサトの大将は、一切の迷いなくギュッギュと寿司を握っている。そして出てきたマグロとエビ。見た目は、まあ良い。ところが……いざ食べてみると……!! うっ……!?
なまぐさぁ〜い! 正直、すんごく生臭いのだ。マグロもエビも、同じくらいに生臭い。モンバサからナイロビまで運ぶ最中に傷んでしまったのだろうか。食べた直後の感想は、インスタグラムのムービーで記録したので是非とも確認してほしい。
・これを日本の寿司だと思われたら悲しい
ともかく、ネタは生臭い。本当に吐きそうになったほどだ。しかも悲しいことに……シャリがギュウギュウ! ニギニギしすぎ!! しかもベチャベチャ!! 寿司を食べたことのないケニアの人々が、これを寿司だと思っているのだとしたら、正直 悲P(ピー)!
なお、取材に同行したケニア人ドライバーのチャオス氏は、目の前のカウンターにズラッと並べられた寿司ネタを見た時点で表情が曇り始め、かたくなに寿司を食べようとはしなかった。生モノが苦手なのか、それとも “何か” を感じ取ったのかは謎だ。
ちなみに価格はマグロが2貫で500KSh(ケニア・シリング:約596円)、エビ2貫で450KSh(約536円)だった。食べてはいないが参考までに、イクラの軍艦巻きは2貫で950KSh(約1133円)。ケニアでの日本食は、だいたいこのくらいの価格である。
ともかく、10点満点中、3点……いや、2点か。これはイカン! こんなん寿司じゃない……と思っていたのだが、続いて向かった2軒目のほうがヤバかった。見た目からしてヤバかった。どんな寿司だったのかは、次ページ(その2)でドドンと公開だ!
参考リンク:Google Maps「マグロ船寄港地」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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GO羽鳥








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