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今回のご相談は、「ヒモ」に関するお悩みです。実は筆者自身も、サウスポーで手先が不器用なせいか、靴ヒモを結ぶのがすごく苦手で、どうしても縦結びになっちゃうんですよね……。ではなく! 女性から金銭的援助を得るほうの「ヒモ」です。靴ヒモが縦結びになる筆者の悩みは、また今度とさせて頂きます。

・ご相談内容(ジャニーさん)

「信じてもらえないかもしれませんが、僕はヒモです。ちょうど干支ひと回り年上の女性に生活費の全てを出してもらっています。なので社会的には無職です。最近、彼女はほかに気になる男性ができたらしく、僕と縁を切りたがっている様子です。彼女に捨てられないためには、どうしたら良いでしょうか?」

・女性の社会進出がヒモを量産!?

ジャニーさん、こんにちは。いい歳して靴ヒモすら結べない筆者にご相談くださいまして、誠にありがとうございます。「信じてもらえないかもしれませんが」とのことですが、ちゃんと信じていますよ。

筆者は都内在住なのですが、東京には様々な「男女のカタチ」が存在するようで、ピチピチの年下女性を愛人として囲っている中年男性にはちょくちょく遭遇するのです。ヒモは、その男女逆転バージョン! 女性の社会進出が著しい時代ですから、ピチピチの年下男性を囲うパターンも、今後増えていくような気がします。

・明日の保証がない不安定な立場

ヒモ稼業の難しいところは、明日の保証がないという部分です。今回棄てられそうな原因は、ジャニーさんを囲っている年上女性に、ほかに気になる男性ができたというひと言に尽きるのでしょうが、そうではなく、たとえばその女性がある日突然経済的に苦しくなり、お払い箱になるケースだってあるでしょう。そう思うと、ヒモとは非常に不安定な身分であることは確かです。

・捨てられるのは時間の問題だった

「捨てられないためには、どうしたら良いか?」とのご相談ですが、正直難しいと筆者は考えます。年上女性さんにとってジャニーさんとのご関係は、「こよなく本気に近い遊び」だと、筆者は考えます。

干支ひと回りも年下のジャニーさんをヒモとして囲えるくらいの女性なのですから、おそらく彼女のほうが一枚も二枚も上手(うわて)でしょう。はじめから、ジャニーさんにゾッコンLOVEではなかったということです。遅かれ早かれ、捨てられる日は訪れるでしょう。

・新たな囲い主を探すべし!

彼女にすがるよりも、また新たな囲い主を探した方が良いような気がします。先にも述べた通り、女性の社会進出が著しい時代です。ピチピチの年下男性をヒモとして採用したがっている女性は、決して多くはないでしょうけど、探せば見つかりますよ。

ジャニーさんが、どのような方法で、いまの囲い主と知り合ったのかわかりませんが、そのときのシチュエーションを思い出せば、そこにヒントがあるはずです。ああ、筆者はダメですよ。筆者はオッサン好きなので、若いヒモを囲う予定は後にも先にもございません。

最後に……新しい囲い主が見つかっても、いずれ捨てられる日は来るでしょう。一人の囲い主だけに頼らず、リッチ女性を渡り歩くくらいの気持ちでいなければ、ヒモ稼業継続は難しいですよ。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:Rocketnews24

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