コラ画像とは、もとの写真に別の写真から切り取った画像を貼り付けて作る、合成写真だ。当サイトでも、しばしば効果的に利用している記者もいる。私(筆者)はコラ制作の技術がないのもあり、滅多に行わないのだが……。
とある画像をみて、無性に自分の画像を埋め込みたいと思ってしまい……実行してしまった。その画像とは、一人でハネムーン旅行をしてきた、和才記者のレポートに掲載されていた、2枚の写真だ。
・他人様の幸せそうなソロ写真を用意
件(くだん)の画像の和才記者の表情は、編集部では見たこともないくらいにとてもイキイキとしている。まるで隣には人生の伴侶である花嫁さんが並んでいてもおかしくない。
・ “隙間” の確保
そんな和才記者の自撮り写真に、わずかな “隙間” があることを、私は見逃さなかった。岩崎宏美の『シンデレラ・ハネムーン』が大好きな私は、ハネムーンへの憧れも人一倍だと自負している。その “花嫁ポジション” 、エイっ! ともぐりこめないだろうか……?
・幸せそうな自分の画像を用意
私は iPhoneの画像加工アプリを駆使し、手元にあった自分の画像を切り取った。そしてその画像を “隙間” にベタリと貼ってみた。……悪くない。しかし、それぞれまったく別のロケーションで撮影した画像のため、当然だが肌の色が不自然に異なる。 “コラ感” がむき出しである。
・インスタで色を加工し肌色を調整
もう一枚の写真は夕日をバックにアンニュイな笑顔を向ける和才記者。この肌の色に可能な限り統一感を出すため、先ほど切り取った自分の画像を、インスタグラムでピンク色に加工してみた。
そして、先ほど同様、その画像を “隙間” にベタリと貼ってみると……! さっきより馴染んでる! 夕日を背景に、一緒にそうめんを食べているような画像が出来上がった。
・ずっと眺めていると……
今にも写真の和才記者が口を開け、ズルりとそうめんをすすりだしそうなこの写真。ジッと眺めていると、まるで本当にハネムーンに行き、夕日の下でそうめんを食べたような気分になってきたのだ。
楽しかった思い出まで、スライドショーのように勝手に脳内で自動再生されてくる……。それ以降、恥ずかしさと申し訳なさで和才記者の目をまともに見つめられないのは、いうまでもない。
・やってることはただの変態なので注意
寂しいのか? と聞かれたら、否定はしない。人は寂しいものだ。隣に誰かがいてもいなくても、人生とは常に孤独と隣り合わせである。そんな一瞬の心の隙間を埋める方法……。喪黒福造に頼るか、ぼっちハネムーンコラで満たされるかは、あなたの自由だ。ただし、ご本人にばれたら「コラ!」と言われるので、やるときは許可を得るように!
執筆:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.
▼この幸せに満ち満ちた自撮り画像に……
▼スキマ発見。 シレっと花嫁ポジションにおさまってみた。
▼夕日をバックに、少々ハニカミ気味な和才記者。いいね! 新婚っぽいね!
▼こちらにも。頭コツン……。な感じがイイ。
▼反転させたらさらにしっくりきた。
▼岩崎宏美『シンデレラ・ハネムーン』
https://www.youtube.com/watch?v=fqOk-5Muo3o
▼コロッケのシンデレラ・ハネムーン(6:42〜)
http://www.youtube.com/watch?v=J1m79waUKkw