zono

コメンテーターやバラエティ番組で活躍しているゾノこと前園真聖(まさきよ)さん。サッカーファンには名ドリブラーとして有名だが、昔を知らない人からしたらおもしろいタレント……中には「ゾノってサッカー選手だったの?」という人も少なからずいることだろう。

そこで! 今回は現在プチブレイク中の前園真聖さんが、いかにサッカー選手としてスゴかったのかを改めてお伝えしたい。動画「Masakiyo MAEZONO(前園 真聖) (Yokohama Flugels) [HD] – christinayan」では、彼のキレッキレのドリブルが確認できるぞ!

・前園さんとは

まず簡単に来歴をご紹介しよう。鹿児島県出身で現在41歳の前園さんは、サッカーの名門・鹿児島実業高校から横浜フリューゲルス(現横浜F・マリノス)でプロデビュー。20歳という若さで日本代表にまで登り詰めた。

1996年のアトランタオリンピックで日本がブラジルに勝利した「マイアミの奇跡」でキャプテンを務め、歴史的な一勝の中心にいた前園さん。Jリーグ創成期のスーパースターであり、ピンク色のポルシェに乗っていたのも有名な話だ。

・名ドリブラー

それを踏まえた上でご覧いただきたい彼のプレーだが、今見てもやはりスゴい。他に真似できないようなフェイントから相手を抜き去るドリブル。ゴールの匂いを感じ取るストライカーの嗅覚は超一流だ。

特に動画のラストシーン……ディフェンスを次々と抜き去り、ゴールキーパーまでかわしてゴールは、ドリブラーらしさがもっとも出ているので注目して欲しい。最近、笑いの嗅覚ばかりが話題だが、彼が素晴らしい選手であったことがわかるはずである。

・人生の転機

スーパースターとして生きてきた前園さんは、2013年10月に私生活で酒に酔ってタクシー運転手に暴行したことで人生の転機を迎える。処分保留で釈放され、タクシー運転手とは示談となったが、イメージは急落。出演していた番組を自粛するなど、どん底に落ちた。

しかし、新たなスタートを切ると「イジられキャラ」としてブレイク。それが今の活躍に繋がっている。ちなみに謝罪会見で宣言した断酒は、二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、今も継続しているそうだ。

・これからの活躍に期待

私生活では犬やブタを飼うほどの動物好きで、スイーツ男子であることも知られている前園さん。失敗を学び、幅広い年齢層から支持される存在となっただけに、これからの活躍にも期待したい。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼キレッキレのドリブルだ!

▼イジられキャラとしてブレイク中の前園さん