ホイッスルが鳴るまでプレーを止めるな! おそらくそのように指導されてきたスポーツ経験者は多いことだろう。それもそのはず、自分の判断でプレーを止めると、ピンチを招くこともめずらしくないからである。
油断大敵という言葉を象徴するような教えだが、中国のサッカーでまさにそれを体現する事件が発生! セルフジャッジをしたゴールキーパーがアッサリ失点……なんとその時、彼は守護神であるにもかかわらず水を飲んでいたというのだ!!
・中国リーグでの出来事
動画「Funny! A free kick it quickly Goalkeeper was in the water Liaoning Whowin VS Chongqing Lifan」には、2015年5月24日に行われた遼寧宏運(赤)vs 重慶力帆(白)の試合ハイライトが収録されている。
そして珍プレーが発生するのは、0−1で迎えた後半39分のこと。遼寧の選手がゴールに近い位置で倒され、フリーキックのチャンスを得たシーンだ。直接フリ—キックを狙えそうな絶好の位置であったため、一度はプレーが止まったかに見えた。
・リスタートから楽々ゴール
が、しかし! 遼寧は相手の隙を見逃さず、すぐさまリスタート。油断したゴールキーパーが水を飲んでいる中、無人のゴールへ流し込み、簡単に1−1の同点に追いついた。ゴールキーパーは「何があったの!?」という表情しているものの、時すでに遅しだ。
・水に流せず
水が原因で失点したが、水に流すことはできず。試合がそのまま1−1で終了する結果となったため、ゴールキーパーは悔しさで枕を濡らしたに違いない。ちなみに失点したその時、相手監督も水を飲んでいた様子も確認できるので、そちらも注目して動画をご覧いただきたい。
▼ちなみにゴールキーパーが水を飲んでいた時……
▼相手監督も水を飲んでいた
▼まさかの失点は0:49〜
▼予備動画
https://www.youtube.com/watch?v=M_yIFDXmzrs