「1000円でベロベロ」通称 “せんべろ” の聖地として名高い東京は立石。これまでロケットニュース24では、立石にある何軒かのお店をご紹介してきたが、今回ご紹介する『蘭州』も、立石では外すことができない超有名店である。
蘭州の名物はズバリ、水餃子。これまで数々のメディアに取り上げられ、某番組では街の巨匠として登場したこともあるのだが……。実はメニューにはない「パクチートッピング」をすると、さらにウマくなるというパクチニスト必食の一品なのだ。
・立石屈指の人気店
蘭州は京成立石駅から徒歩1分ほどのところにある。立石の数ある飲食店の中でも5本の指に入る有名店だから、わからない場合は「蘭州どこですか?」と聞けばすぐに教えてくれるに違いない。ちなみに18時開店だから、お昼に行ってもやってないぞ。
筆者はよく土曜日に伺うのだが、開店直後に入らなければ基本的には行列覚悟である。ただ比較的回転はいいから、そこまで待つこともないだろう。店内はいつも多くのお客さんで賑わっているが、メニュー数自体は決して多くない。
・水餃子以外もウマい
オススメは、『烏龍茶玉子』『焼き餃子』『ラーメン』、そして『水餃子』である。烏龍茶玉子はゆで卵を烏龍茶の入ったタレに殻ごと漬けた味玉で、これが抜群にウマい。味が濃いめでお酒との相性はバッチリだから、飲んでいる場合はマストで注文しよう。
焼き餃子とラーメンもウマい。特にラーメンは昔ながらのアッサリ系中華そばで、飲んだ後の〆として最高だ。パクチーが好きな人は香菜麺(パクチーラーメン)もいいぞ。また、時期によって登場する『にんにくの葉ラーメン』もバリウマだから、メニューあったらぜひ食べてみて欲しい。
・注文を受けてから包む水餃子
そしていよいよ名物の水餃子。蘭州の水餃子は注文を受けてから、店のお母さんが麺棒で皮を伸ばして具を包むのが最大の特徴だ。打ちたての皮はモチモチ・プリプリの食感で、その前にいくら飲み食いしていても、胃にホイホイ吸い込まれていく “魔性の水餃子” である。
ただノーマルの水餃子は、所詮100点でしかない……。蘭州の水餃子は、パクチーをトッピングすることで200点の水餃子に生まれ変わるのだ。これは筆者がパクチー好きだから言っているわけではない。これまで数十人を蘭州に連れて行き、ほぼ全員が「パクチーアリの方がウマい」と言っている事実がある。
・パクチーをトッピングすると2倍ウマい
蘭州の水餃子はプリッと小ぶりなのだが、具の味はかなり濃いめ。おそらくモチモチの皮に負けないようにした味付けなのだが、食べ続けると少々重くなってくることもある。そこにパクチーをトッピングすると、あら不思議。後味スッキリの完全体の水餃子に生まれかわるのだ。
パクチーのトッピングはメニューに書いてない、いわば裏メニューである。パクチーが苦手でなければ絶対にパクチー追加をオススメする。「蘭州の水餃子にはパクチートッピング」……これは覚えておいて損はないぞ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 蘭州
住所 東京都葛飾区立石4-25-1
時間 18:00~翌01:00
休日 月曜日
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼立石の蘭州。大人気店だ。
▼筆者は大体、4、5軒目で利用するので、蘭州では紹興酒。
▼酒飲みなら「烏龍茶玉子」は絶対に食べてほしい。
▼皮が厚めの焼き餃子もウマい。
▼パクチー好きなら「香菜麺」がオススメだ。基本的には昔ながらの中華そば。
▼時期によって登場する「にんにくの葉ラーメン」もバリウマ。
▼水餃子は絶対にパクチーをトッピングすべし!
▼マジでウマい!
▼「立石の蘭州では、水餃子にパクチートッピング」これ覚えておいて損はないぞ!