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小麦粉ベースの生地を油で揚げたお菓子といえば、ドーナツである。その起源はオランダとされ、いつ頃からリング状になったかはハッキリしない謎深きスイーツだ。

欧米諸国が本場というイメージの強いドーナツだが、“和製ドーナツ” も忘れてはならない。『あんドーナツ』もそうだし、沖縄の『サーターアンダーギー』も当てはまる。そこにもう一つ……ぜひとも加えて欲しいのが、九州は熊本名菓の『黒糖ドーナツ棒』だ。

・九州物産展で購入

『黒糖ドーナツ棒』を製造しているのは、熊本の「株式会社フジバンビ」である。「かどの駄菓子屋」の異名を持つ同社は、黒糖や雑穀を原材料とした “体にやさしいお菓子作り” をコンセプトにした、お菓子メーカーだ。

筆者は、たまたま都内で行われていた九州物産展で同商品を購入した。店員さんに「何が一番美味しいですか?」と尋ねたところ、教えてくれたのが『黒糖ドーナツ棒』だったのだ。数ある商品の中で「一番美味しい」と言われたら、いやでもハードルはグイグイ上がる……。

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・食べてみた

さっそく家に持ち帰り食べてみることに。袋を開けてみると成人男性の人差し指ほどの大きさのドーナツが、1本ずつパッケージされている。12本入りで432円(税込)だ。見た目はドーナツというより「かりんとう」に近く、持つとしっとりと湿り気を帯びている。一口食べてみると……!

──ぬぉ!! こ、これは……! 口に入れた瞬間からめちゃめちゃウンマイッ!! じんわり&しっとりしているが、サックリした歯応えは残っており食感が最高! 黒糖ベースの蜜もスッキリ上品で、揚げ菓子なのに全然重くない!! ……これ100本くらい食えるぞッ!!

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・とんでもなくウマい

「一番美味しい」と聞いていたから、ハードルはかなり上がっていたが、『黒糖ドーナツ棒』は想像を遥かに超えてきた。しかも牛乳ともお茶とも相性は最高! もし王様になったら工場ごと買い占めたいレベルである!!

食べてみたいけど熊本まで行けない! 九州物産展もやってない!! という人はネットでも販売しているから、そちらをチェックしてほしい。食べればきっと「これは3大和製ドーナツに入るわ!」と納得するハズだ。

参考リンク:かどの駄菓子屋「フジバンビ」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼黒糖は沖縄産だ。
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▼和製ドーナツである。
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▼12本入りで432円(税込)だ。他にもサイズはあるようだ。
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▼しっとり&さっくりウンマイ! いくらでも食べられそうや!!
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▼気になる人はぜひ試してほしい!
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