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これまで、「名探偵コナン」や「進撃の巨人」、「バイオハザード」などとコラボしてきた体感型イベントといえば、株式会社SCRAPが手掛ける『リアル脱出ゲーム』である。そのSCRAPが今度は「日本郵便」と手を組んだ……舞台は日本が誇るセレブタウン・銀座だ！

どうやら「銀座で起こった令嬢誘拐事件を、己の足と頭脳で解き明かす」というものらしい……。ここは “自称・シャーロックホームズの子孫” である俺の出番や！　というわけで、3月17日に開催されたばかりの『銀座令嬢誘拐事件』に参加してきたのでご報告したい!!

・銀座を歩きながら謎解き

まずは、ゲームの概要について説明しよう。参加者はスマートフォンを使い、銀座に設置してある郵便ポストをヒントに、実際に街を歩きながら謎を解きつつ、ゲームのクリアを目指すというもの。参加費は通常版が1800円、便箋や封筒が付いた限定版が2800円だ。

せっかくなので限定版を購入し、専用サイトにアクセス。相棒の猫「キッテ」による操作説明を終えると、いよいよ誘拐事件が発生！　ついに “自称・シャーロックホームズの子孫” である筆者の出番である!!　よっしゃー、待ってろよ誘拐されたお嬢様ッ!!

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・高難易度の謎解き

ゲームを進めるには、いくつもの謎解きをしなければいけないのだが、これがなかなかの難易度。ネタバレになるため詳しくは書けないが、銀座の街に実際にある看板や、スマホの中にあるヒントをフルに使わないとクリアは難しい。そこから見える光景などにも神経を研ぎ澄ますのだ……！　平均すると1問あたり5分～10分は悩むだろう。

頭脳もフル回転させなくてはいけないが、それなりの体力が必要なのも同イベントの特徴。銀座三越前あたりから銀座一丁目方面、さらには数寄屋橋交差点周辺までと、銀座一帯を駆け巡らなくてはならない。体力に自信がない人は、途中途中での休憩をオススメする。

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・充実の3時間

30分近く解けない問題があってイライラしたり、難問を一瞬で解いた自分にウットリしたりしながら、筆者は結局約3時間で令嬢の救出に成功した。体力的にも頭脳的にも、かなり充実した3時間で、1時間あたり600円と考えれば、1800円の価値はあるだろう。

ちなみにカップルなどで参加する場合は、1人だけが申し込んでも十分に楽しめる。また、スマホは基本的につけっぱなしだから、ポータブル充電器を持っていくと便利だ。メモ帳も必携ではないが、あった方が謎解きが捗るぞ。

全体的に「さすがリアル脱出ゲームのSCRAP！」といったクオリティで、満足度の高いイベントであった。気になる人は、春のポカポカ陽気を感じながら、銀座で謎解きはいかがだろうか？　『銀座令嬢誘拐事件』は2015年5月10日まで開催だ！

参考リンク：SCRAP×日本郵便「銀座令嬢誘拐事件」
Report：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.

▼スマホの誘導に従いながらゲームを進める。
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▼郵便ポストがキーだ。
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▼銀座にある看板やモニュメントにヒントが隠されている。
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▼悩む悩む……
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▼ハッ！
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▼犯人はこっちに逃げたハズ!!
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▼銀座を大きく使うのがゲームの特徴だ。
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▼約3時間でクリアー！
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▼これが限定版。
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▼バッグと便箋と封筒のセットだ。
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▼『銀座令嬢誘拐事件』は2015年5月10日まで開催だ！
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