きたる2015年3月14日、ついに東京駅から金沢・富山間の北陸新幹線が開通する! いままで不便だったので行けなかった北陸地方にぜひ新幹線を使って行きたいという人は多いと思うが、本当に新幹線がベストな交通手段なのだろうか?
ぶっちゃけ今までもあった手段で金沢へ行ったほうが、じつは旅を楽しめるのではないか……? そんな疑問を抱いたロケットニュース24編集部の記者6名が、自分たちでリサーチした「もっともオススメしたい東京から金沢への行き方」を実践!
飛行機や電車、夜行バスなどのマトモな移動手段から、軽自動車やフェリー、韓国経由などの一見クレイジーなものまで、それぞれ向いている人や向いていない人をお教えしつつ紹介するぞ! 詳しい内容は以下のとおりだ。
・なかの記者のオススメ「羽田から飛行機で金沢へ」
じゃらんや各航空会社のパックツアーを使えば、2万~3万円程度でホテル付で金沢へ行くことが可能。JALを使ってクラスJに乗り、インターネットを使えば移動中も超快適&空から金沢情報をバッチリ調べることもできる。移動時間も新幹線より早いし最高だ!
こんな人にオススメ → とにかく早く目的地に着きたい、ホテルも先に予約しておきたい など
こんな人には向いていない → 北陸の景色を陸からゆっくり眺めつつ旅をしたい、飛行機が嫌い、羽田空港が遠い など
・沢井メグ記者のおススメ「上越新幹線&特急列車で金沢へ」
これまで、最もポピュラーだった列車でいく東京―越後湯沢―金沢ルート。長きに渡り北陸と東京をつないできただけあり、要所要所に旅を楽しむ施設が充実している。とくに越後湯沢の土産&温泉施設がある「ぽんしゅ館」は半日は遊べるくらいだ。
こんな人にオススメ → 新潟や富山観光も途中でしたい、車窓からの景色を楽しみたい など
こんな人には向いていない → 荷物が多い(乗り換えがあるため)など
・佐藤記者のおススメ「フェリーで金沢へ」
乗船40時間の旅は、最初過酷なように思えたが、全然過酷ではなくむしろ天国だった。時間を持て余すように思えたが、自分の世界にどっぷりと浸かって、普段はできない創作活動に没頭でき、本当に楽しかった。クリエーターには絶対おすすめしたい。時間をぜい沢に使える方法だと思う。
こんな人にオススメ → 時間が死ぬほど余っている、旅で自分を見つめなおしたい、大海原を眺めつつ風呂やビールを楽しみたい、久保田早紀の「異邦人」を聴きながら旅をしたい、外界からの情報を遮断したい
こんな人には向いていない → 時間が無い、船が嫌い
・和才記者のおススメ「韓国経由で金沢へ」
韓国経由は、想像以上にクレイジーなルートだった。疲れるし、時間がかかるし、何よりお金がかかる。だけどその分、到着した時の感動は最高。金沢の良さを最大限味わいたい人は、やってみる価値がある。
こんな人にオススメ → 到着したときに涙が出るほど感動したい、マイルを貯めたい、韓国料理を食べたい、俺はクレイジーだ
こんな人には向いていない → 普通の人
・GO羽鳥記者のおススメ「軽自動車で金沢へ」
時間もかかるし軽自動車だと乗り心地的にもツラいけど、愛車ミニカ(980円)との結束が深まった気がした。それよりもなによりも、“日本の大陸を陸路で移動している感” が素晴らしかった。クルマ好きなら楽しめるハズ!
こんな人にオススメ → 車好き、高速道路のPAやSA巡りをしたい、荷物が多い
こんな人には向いていない → 運転に自信がない、クルマが嫌い
・Yoshio記者のおススメ「夜行高速バスで金沢へ」
片道3040円〜から行けることもあってお財布には超優しい。だが、バスで眠れない人にとっては辛い状況になってしまうし、逆に眠れる人にとってはコスパは最強といえる。また夜行バスの到着は早朝となるので、現地に移動手段を持っておこう。
こんな人にオススメ → とにかく安く金沢へ行きたい、車で長時間寝ていられる
こんな人には向いていない → 長時間拘束されているのが嫌い
執筆:なかの
Photo:Rocketnews24.
▼各自違うルートで金沢に向かったけど、無事に集合できました〜