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なにかと「iPhone」で世間を騒がせることの多い中国だが、またしても関連する事件の勃発だ。先日、地下鉄で「iPhone6 plus」を盗んだ男が逃走に成功。しかし、その男は20分後に現場へ戻ってきて逮捕されたというのだ。

やっぱり悪いという気持ちが働いて戻ってきたのかと思いきや、どうやらそうではないらしい。防犯カメラの映像「Man lost own phone while stealing iPhone, and got caught」を確認すると、実にオマヌケなことが判明した。

・青い服の泥棒

泥棒が逮捕されるリスクを冒してまで現場に戻ってきた理由とは一体……。動画を確認するとわかるように、青い服を着た男性が “主役” である。彼は車内で女性からiPhoneを奪うと、改札口をジャンプで通過し逃走を試みる。

その後、女性の悲痛な叫びに気づいた数人が彼を追いかける展開になるのだが、なかなか追いつけず。結果的に駅構内から逃してしまい、もはや手がかりはなくなったかに思われた。

・自分のスマホを落とす泥棒

が、動画をよーく見てみると、なんと泥棒は逃げている最中に自分のスマホを落としてしまう大失態! とはいえ戻れば、危険と隣り合わせであるため、普通であれば諦め一択。ちょっとでも知恵が働けば、仲間に取りに行ってもらえばいいだろう。

・他人のスマホを盗んで自分のスマホで逮捕

だがしかし! 彼は普通ではなかったようで、一旦逃げた20分後にカムバック!! 落としたスマホを探しにきたところ、あえなく逮捕となったというのがこの事件の真相だ。しかも、落とした場所ではなく、駅構内まで戻るあたり、なかなかのオマヌケさんだといっていい。落とし物コーナーにでもいこうとしたのだろうか。

スマホに関する犯罪に手を染め、自分のスマホで逮捕されるというこの皮肉めいたストーリー。皆がエスカレーターを使わず、階段を駆け上がる光景も合わせて、とても次世代とは思えない内容である。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし