
オフィス街、そこは日本社会を動かす大人たちが集う街……いわば戦場。そこに浮ついた雰囲気はなく、道行く人々は日々 “責任” を背負い、凛として闊歩(かっぽ)している。
しかしそんな緊張感も、ランチタイムには一変。憩いのひと時にみな表情を緩める。そんな笑顔の立役者が、オフィス街に構える食事処だ。今回は、孤独のグルメにも登場し、ゴローさんを唸らせた天ぷら屋さん「天ぷら 中山」で、玄人風情あふれる絶品天ぷらを賞味してきたのでご報告だ!
・オフィス街の一角にある下町情緒あふれる立地
今回ご紹介する「天ぷら 中山」があるのは、東京のオフィス街・人形町。しかし細い路地を進んでいくと、人形町のもうひとつの顔、下町風情が顔を出す。そして目的のお店が近づくと、「天ぷら」という看板の下にはすでに行列が。「──ここだ」。私はすかさずその列に加わった。
・ランチ営業は11:15〜材料がなくなり次第終了
並んでいる人々を見渡すと、評判を聞いて訪れたと思しき面々と、この近くに勤める常連風のおじさまとの半々。並ぶこと30分、12時半を目前に、ガラリと扉がひらき、暖簾(のれん)が下げられた!
扉に下がる営業中の札も、クルりと返され「準備中」に……。一瞬、終わってしまったのかと思ったが、どうやら、「今並んでいる人で昼の営業は締め切り」ということで、ほっと一安心。程なくして入店することができた。
・「ウマい」香りと活気に満ちあふれる店内
店内はまさに昼時の慌ただしさで、まさに1分1秒を争う戦場のような雰囲気で切り盛りされている。7〜8人分ほどのカウンター席と、奥の座敷に4人用テーブルが二つと、決して広くはない店内は、活気と、嗅いだだけでお腹が鳴るような天ぷらのいい香りに満ちあふれている。
・天ぷら定食をオーダー
私が頼んだのは、天ぷら定食(1150円)。ご飯、お味噌汁、お漬物、そしてメインとなる天ぷらの盛り合わせは、海老2本、キス、イカ、ピーマン、かき揚げの5種で、サクサク感と火の通りもちょうど良い。
天つゆは恐らく、しょうがと大根おろしが入っているのだろうか? しょうがの風味が効いており、濃すぎず薄すぎずの、まさに絶妙なバランス。天つゆにザブンと海老を浸し、ガブリとかぶりつくと……衣(ころも)サックサク‼︎ 海老ぷりッぷり‼︎ 旨味じゅわ〜‼︎
・衣(ころも)に「ただならぬ何か」を感じるウマさ
店内にはどことなく芳醇なゴマの香りが漂っているようにも感じたので、もしかしたらゴマ油を使用しているのだろうか? 聞こうにも、戦場のような忙しさで確認できなかったが、とにかく衣の風味が絶品。
おそらく海老やその他の魚、野菜の旨味も溶け出しているのだろう。風味豊かな衣が、おどろくほどサックリと軽く揚げられ、ジューシーな具材を覆っている。間違いなく玄人の技である。
・孤独のグルメに登場した黒天丼
なお、孤独のグルメにてゴローさんが舌鼓(したつづみ)を打ったのは、ここ「天ぷら 中山」の名物とも言える、通称『黒天丼』。こちらは蓋をあけると、見事なまでに真っ黒! ゴツゴツと黒い物体の正体は、しっかりとタレがしみ込んだ天ぷらたちだ。
見るからに濃そうだが、口に運ぶと、見た目ほどの濃さは感じない。コクのある甘辛いタレで、ご飯の量は多めだが、タレの濃さを鑑(かんが)みると、ベストな量であると言える。
というのも、天ぷら単体で食べると、ややタレの濃さを感じるのだ。なので、ごはんとの絶妙な相性を重視したタレのくぐらせ加減といえる。これは無口なゴローさんが唸ってしまうのも納得の美味しさ!
天丼は、タレでシットリ感と濃さがあるので、濃い味好きにはたまらない。対して、天ぷら定食はサクッと重くない味わいが好みの人にオススメである。
・名脇役が物語るホンモノ感
ちなみに、その他付け合わせのお漬物、お味噌汁もまた、一口でこの後登場する “真打ち” の旨さを予告するかのごとき美味しさであったことも付記したい。脇役となる付け合わせの美味しさが、お店のホンモノ感を静かに物語っているようだ。
作り手の玄人感が随所に滲み出た、芸術的な美味しさを誇るお店。是非一度足を運んでみてほしい!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 天ぷら 中山
住所 東京都中央区日本橋人形町1-10-8
時間 11:15~13:00 / 17:30~20:45
休日 土曜日・日曜日・祝日
Report:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.
▼下町情緒あふれる路地を入っていくと……
▼行列の上には「天ぷら 中山」の看板が
▼待っている間に大根のお漬物とシジミのお汁を先に出してくれるのもありがたい。コレが名脇役!
▼かき揚げもンマイ!
DEBUNEKO










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