
気がつけばもう年の暮れ。長いようで短い一年という期間は、色々なことが起こり得る。読者の皆さんは、良い一年をお過ごしになれただろうか。
筆者は、新年に掲げた抱負を全て達成することができ、充実した年を過ごすことができた。抱負のひとつが “仕事の幅を広げる” ことだったのだが、今年はとにかく書きまくった。翻訳ライターという仕事柄、月に100本以上は記事を書いているのだが、なかには忘れられないものもある。
そこで一年を振り返るという意味でも、 「個人的に印象に残った私的ベスト5」 を選出してみた。
・翻訳ライターのNekolasが選ぶ私的ベスト5記事
1位:【海外ドラマ豆知識】『ブレイキング・バッド』に出ていた “キレ方がハンパないギャング” のトゥコは『24 TWENTY FOUR』にも出演していた!
「自称 “海外ドラマおたく” の筆者の知識を活かしてみればどうか」と編集長が勧めてくれ、書き始めた【海外ドラマ】シリーズ。やたらと『ブレイキング・バッド』ネタが多いのは個人的に大ファンだからで、記事の内容も、気がつけばどんどんマニアック化していってしまった……。
そんななかでもギャングのトゥコの記事を選んだのは、トゥコが高純度ドラッグのメスをキメた時に発する「エイッ!! トゥァー! タイッ! タイッ! Yeah!!」の雄叫びが、自分のなかで今年一番の流行語になったからである。また、『ブレイキング・バッド』の記事を執筆する度に、素晴らしいイラストを描いてくださった天才画伯マミヤ狂四郎氏とのコラボも、素晴らしい経験となった。
2位:【旅の豆知識】国内&海外旅行の宿代を安くあげたいなら “誰かんちの部屋” を貸してくれる「Airbnb」がオススメ! 地元人とも仲良くなれるぞ!!
今年の抱負のひとつが、“念願のイタリア旅行に行く” であった。そしてゴールデンウィークを利用して、ついにイタリア16日間の女一人旅へ旅立ったのである。イタリア滞在中はホテルには泊まらず、一般人の家やアパートの空いた部屋を旅行者のために貸し出している「Airbnb」というサイトを使って宿泊。
イタリア人の日常生活が垣間見れたり、地元人しか知りえないお得な情報をゲットできたり、Airbnbを利用したことで実りある旅にすることができた。
3位:双子の兄弟が両親にゲイをカミングアウト! 両親の理解あってカッコ良すぎる反応にネットユーザーが大反響!!
ベスト5を書くにあたって、一番に思い浮かんだ記事がこれだった。同性愛者の双子の兄弟が、両親にカミングアウトするビデオについての記事だ。同性愛者であるばかりに、学校でいじめられたり親に受け入れてもらえずに、多くの若者が自殺してしまうという現実がある。
実は、筆者がロサンゼルスに住んでいた時、ゲイの友人が飛び降り自殺をしてしまったのだ。彼の父親は軍に勤務する厳格な人で、ゲイの息子を受け入れることができずに、親子関係は絶縁状態になっていた。
そんな理由もあって、この双子の両親の理解ある反応を見た時に、感動を覚えずにはいられなかったのだ。もし友人の父親が双子の両親のようであれば、彼が命を絶つことはなかったかもしれない……。
4位:紅白にも出演した歌姫スーザン・ボイルが「53歳にして初めて恋人ができた」と話題沸騰! しかもお相手はジェントルマンな医師
海外エンタメ系の仕事を中心にしている筆者は、毎日美男美女の写真を眺めながら仕事をしているといっても過言ではない。なので「こんなルックスだったら人生苦労はないよな~」と思いながら、記事を書いていることもしばしば……。そんな時、決して美人とは言えない歌姫スーザン・ボイルが “53歳にして初めて恋人ができた” とのニュースが飛び込んできたのだ!
いわゆる「Underdog(負け犬)」的な人生を送ってきた中年の彼女が、オーディション番組の出演をきっかけに一躍スターダムに!! さらに、念願の恋人まで手に入れた彼女のシンデレラストーリーは、世界中の女性に勇気と希望を与えるのでは、と思っている。
5位:【あの人は今】『セックス・アンド・ザ・シティ』の “サマンサ” は今!? → 22歳下男性と交際&性のガイド本を出版! → 現実でもサマンサだった
海外ドラマシリーズの一環として書くことになった “あの人は今” シリーズ。海外エンタメ好きなだけに、やはり印象に残った記事もエンタメ物が多くなってしまった。女子の間でバイブル的な存在となった『セックス・アンド・ザ・シティ』は、恋愛だけでなく、アラサー&アラフォー女性の “女としての在り方” を問う革新的な内容だった。
メインキャラなかでも、「若いイケメン大好きで性に奔放、恋愛も結婚も嫌がるブっ飛びキャラのサマンサ」は、まさに新種ともいえる存在。“女性のあるべき姿” という、固定観念をひっくり返してしまった彼女の貢献度は高い。そんなサマンサを演じたキム・キャトラルが、実生活でも役を地で行くようなキャラだったとは、驚きでもあり嬉しくもある発見だった。
―以上である! まだ新年にもなってないが、筆者はすでに来年の抱負を立ててしまった。読者の皆さんにとって素晴らしい年になりますように、心からお祈りしている。
Nekolas



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