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2014年12月20日、JR東日本は東京駅開業100周年を記念したSuicaの販売を開始した。しかし購入希望者が殺到し、約8000枚を販売した段階で突然中止。東京駅丸の内南口ドーム内特設ブース周辺は大混乱に陥った。整理券配布や列の整備が行われなかったことが、混乱の原因と思われる。

次回の販売時期は不明なのだが、JR東日本は新たな発表を行った。それによると、希望者全員が購入できるようにSuicaの増刷を行うというのだ。当初1万5000枚の限定販売を予定していたのだが、増刷によりさらなる混乱は避けられることになるだろう。「ヤフオク!」に出品していた商品はどうなるのだろうか……。

・列が整備されていなかった

20日の発売日には、販売開始時刻前に約9000人が詰め掛けていたと言われている。徹夜での行列参加を禁止していたにも関わらず、早くから並ぶ人があとを絶たなかったそうだ。さらに列を整備する人員がおらず、列が延びるに任せている状態だったようである。

・ルールを守った人が買えず

しかも販売途中で中止を発表したため、始発で来て並んでいた人たちの不満が爆発。大混乱を招くこととなった。これを受けて、JR東日本は、購入希望者に行き届くように増刷の判断をとったのだろう。

・ヤフオク!の入札はなくなるだろう

さて、ヤフオク!に出品されている商品はどうなったのだろうか? 確認してみると、12月22日の午前の時点では、いまだに99億9999万9999円まで暴騰しているものもあった。だが、今後は値が下がるどころか、入札する人はいなくなるに違いない。全員購入できるのだから。

具体的な販売日については未定だが、今後発表されることになるだろう。とにかく一安心、よかったよかった。

続報 → 【朗報】購入希望者が殺到し販売中止になった「東京駅開業100周年Suica」の申し込み方法が発表される

参照元:JR東日本NHKヤフオク!
執筆:佐藤英典

▼12月20日、販売中止が発表された直後の東京駅の様子

▼ヤフオク!には99億9999万9999円の値がついているものもあった
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