現在のサッカー界でもっとも美しいパスワークを見せるチームといえば、スペインのFCバルセロナ。下部組織から鍛え上げられた連携は、いつ見ても美しいもので、近年では世界でトレンドのプレースタイルとなっている。
それだけにさまざまな国やクラブが、FCバルセロナのサッカーを目指しているのだが、先日タイ代表の見せたパスワークが、本家顔負けだったと話題になっているのでご紹介したい。早速、動画「Amazing Tiki-taka play by Thailand – Must Watch!!!!」を確認だ!
・スズキカップでのプレー
動画に収録されているは、2014年12月17日に行われたスズキカップ(東南アジア選手権)のタイ vs マレーシアの試合。そして、圧巻のプレーは優勝を懸けた第1戦、2−0とタイのリードで迎えた試合終盤で炸裂した。
・繫ぎも繋いだり26本
タイ代表がルーズボールを拾うと、ボール回しを開始。リードをしっかり守るため、最終ラインから組み立てていくのだが……そこから完全に相手を翻弄してしまうのである!!
トライアングルを作り、相手のプレスを華麗にかわしていくタイ代表。相手をいなすように、徐々に相手ゴールへと迫る姿はFCバルセロナそっくり! しかも、自陣から相手ゴールにたどり着くまでに、なんと26本ものパスを繋げてしまうのだからスゴいぞ!!
・優勝する実力を身につけたタイ
残念ながらゴールは奪えなかったが、決定的なシーンを作り出した美しい連携はお見事であった。ちなみにタイ代表は、第2戦で敗北したものの、2戦トータルで優勝をもぎとっている。
近い将来、タイ代表が日本代表の強敵となるかもしれない。そう思わずにはいられない素晴らしいプレーであった。