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2014年に火がついた調味料と言えば栃木名物「ご飯にかけるギョーザ」である。ギョーザの中身をご飯にかけちゃうという斬新な発想で人気を博し、一時期入手困難になるほどだった。

食べる調味料界では石垣島発の「食べるラー油」以来のヒット商品となり定着も間近とのことだったが……すでに同様の商品がめっちゃ出てるやないか! パッケージだけじゃ、どれを買ったらいいかわからないよ……。ということで! どの「かけるギョーザ系調味料」が一番ウマイのか確かめるべく「かけるギョーザ系調味料」をレビュアー3人がクロスレビュー形式で食べ比べてみたぞ!!

・6種類の「かけるギョーザ系調味料」を徹底比較

今回、比較したのは通販サイトで購入可能だった以下の6種類だ。ネーミングも非ッ常に似ているため番号をふっている。ちなみに、カッコ内の都道府県名は販売者所在地、値段は編集部で実際に購入したときの1個あたりの税込金額だ。

1番:ご飯にかけるギョーザ(栃木) 550円
話題の火付け役となった「ご飯にかけるギョーザ」。「元祖宇都宮」が目印だ。餃子の国・宇都宮市の名物らしいぞ。
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2番:ご飯にのっけるギョーザ(長野) 3個1296円、1個あたり432円
ホラーのような少女マンガらしいような独特なタッチのフォントが目印。1瓶あたりのお値段は一番安い。
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3番:かける餃子(東京) 540円
東京の「かける餃子」はひときわ黒さが目立つぞ!
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4番:ご飯にのっけて餃子(長野) 540円
「かけるギョーザ系調味料」は、黄色のラベルが主流ななかひとつだけ赤で勝負だ。
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5番:ご飯にぶっかけぎょうざ(千葉) 538円
珍しく豚肉入り! 販売者は千葉県の会社だが、栃木のサービスエリアでも買えるもよう。
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6番:ご飯にぶっかけギョーザ(福島) 540円
やったらと力強いロゴが目に焼きつく!! 具材のゴロゴロ感はピカイチだ!!
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・3人のレビュアーがガチで食べてみた → 評価はまっぷたつ!

今回、食べ比べをしたのは「チャーハンには必ず餃子!」というGO羽鳥編集長。かつて中国に住み、上海市四平路&赤峰路あたりの餃子屋に通い詰めていた沢井メグ記者。そして『餃子の王将』大好き「ロケットニュース24の王将王(おうしょう・おう)」こと和才雄一郎記者だ。

それぞれの餃子好きが食べてみたところ……なんと評価は真っ二つだった!! 詳しい採点は下に掲載しているクロスレビューで確認してほしい!

なお、3人の平均ポイントが高かったのはブームの火付け役となった「かけるギョーザ」だった。しかし餃子らしいゴロゴロした具材の食感を重視するなら5番「ご飯にぶっかけぎょうざ」、6番「ご飯ぶっかけギョーザ」あたりも捨て置けないようである。

・ちなみに「かけるギョーザ系調味料」は大豆由来がほとんど

なお、ここからは豆知識だが、かけるギョーザ系調味料の「肉っぽい風味」は大豆由来であることがほとんどのようだ。今回食べ比べた6つの商品も、一部、豚肉が入っているものもあったが、基本的におからや、大豆タンパクがメイン。お肉が苦手という人も安心して食べられそうである。

Photo: RocketNews24.

クロスレビュー

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