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バスケの試合では「ボールを保持したチームは24秒以内にシュートを打たなければいけない」というルールがある。これは消極的なプレーを防ぐために定められたものだが、きれいに打たなければそう簡単にシュートは決まらないのがバスケの難しいところだ。

しかし時間制限があるため、時には強引にシュートを打つこともあり、そんな時に最後の最後まで諦めない姿勢が大事となってくる。そして先日、その気持ちから奇跡のシュートが生まれたので動画「The most amazing basketball shot ever! Olimpija – Partizan 87:58」と共にご紹介したい。

・ユーロリーグでの出来事

奇跡のシュートは、2014年10月19日に行なわれたユーロリーグのオリンピアコス(白) vs パルチザン(黒)の試合で生まれた。動画はオリンピアコスの攻撃中で時間制限の24秒が近づいているシーンから始まるぞ。

・一連の流れ

時間が迫っているということもあり、強引に3ポイントを狙うオリンピアコス。ディフェンスのプレスもあってボールはリングの下を通過してしまうのだが……次の瞬間! 21番の選手が「まだ終わっちゃいねぇ!」と捨て身でボールを上空に投げると……。

・美しきブザー

な、なんと! そのままゴールへ吸い込まれてしまうではないか!! 角度ゼロ……むしろマイナスからのシュートが決まってしまう光景はまさに奇跡。諦めない気持ちが生んだことも素晴らしいぞ!

・本当にギリギリ

また、このシュートはゴールが決まるまでの間に時間制限のブザーが鳴るところがまた美しくもある。このプレーは本当にギリギリであり、観客が大盛り上がりしているのも納得できるスーパープレイだった。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし