いつも腹を空かせた学生にとって、うまいものをたらふく食えるのはぜい沢である。学生街には、そんな腹ペコ学生の強い味方になってくれるお店が数多く存在するのだが、最近東京・高田馬場に、学生の胃袋を満たしてくれる素晴らしいお店がオープンした。
「レッドロック」は神戸で有名な肉バルである。2014年9月に関東初進出のお店が高田馬場にオープンしたのである。このお店はてんこ盛りのローストビーフ丼が評判で、実際に食べてみたところ、その見た目だけで幸せな気分になれる逸品であることが判明した。これぞ肉ーーーッ!! まったく肉々しい丼である。
・看板メニューが客を呼ぶ
お店はJR高田馬場駅前から、徒歩数分のところにある。繁華な飲食店街からほんの少し離れており、人通りを考えると、そこまで立地が良いとはいえない。だが、客足を心配する必要はなさそうだ。なぜなら、ここには一度食べたらまた食べたいと思う看板メニューがあるからだ。
・メニューを見た瞬間に興奮
その看板メニューとは、惜しみなくローストビーフが盛られたローストビーフ丼である。メニューを見た瞬間に、これ食いたいッ! と思わされるような強烈なインパクトである。なぜなら、ローストビーフが器にてんこ盛りになっており、少しもご飯が見えないのである。ローストビーフの山だ。あまりにも大量に敷き詰められているために、丼が真っ赤に染まっているように見える。
・欲望を満たす丼
そりゃ当然、大盛りを頼むでしょ。惜しみないその肉の山に埋もれたい気分。この丼はその欲望を満たしてくれるに違いない! ということでオーダーしてみたところ、やっぱり想像通りの肉マウンテンだったーッ!!
・配色が美しい
丼全面に隙間なくローストビーフが敷き詰められており、そのトップオブマウンテンには黄色い卵黄と白いマヨネーズ、3色のコントラストが非常に美しい。そして、ビーフをかき分けるとその向こうにご飯の白がかすかに顔を覗かせている。いまだかつて、これほどまでに配色の美しい丼があっただろうか?
・1枚で幸せ
ビーフを1枚口に放り込むと、肉の甘さとタレの酸味が手に手を取り合って、口中で至福の鐘を打ち鳴らしている。ウマし! たった1枚の肉切れで、これほどまでに幸せな気持ちになれるとは。その幸せの肉はまだまだ大量に丼の上に鎮座している。幸せである!
・コスパも素晴らしい
大まかに数えたところ、ビーフは16枚丼の上に乗っていた。これを時間をかけてゆっくりと味わいたいところだ。1枚1枚の肉に、「ありがとう」と告げながらありがたく頂くべきである。ちなみにこのメニューは1070円である。おなかと心を満たすのには、十分なコストパフォーマンスを実現しているといってよいだろう。少し秋めいてきて、寂しさを感じている人は、このローストビーフ丼で至福の時を感じるが良い!
・今回紹介したお店の情報
店名:レッド ロック
住所:東京都豊島区高田3-11-14
営業時間:11:30~24:00
定休日:無休
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24