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私（佐藤記者）はオッサンである。自分で言うのなんだが、顔面に少しインパクトがあるだけで、その他に何の取り柄もないオッサンだ。しかもそのインパクトは良的なものではなく、人によっては不快に感じるようだ。

そんなオッサンでも、生きていれば少しくらいは良いことがある。2014年9月19日に発売が開始される iPhone6 Plus をいち早く手にするために、ドコモショップ丸の内店前に15日夜からいる訳だが、その私にサインを求める人物があらわれた！ しかも女子!! マジかよッ！

・参っちゃうなあ

その女性は、17日の夕方にあらわれた。「佐藤さんですか？」と言うので、「私が佐藤です！」と堂々というと、おもむろに色紙を出して、「サインをお願いしていいですか？」と言うではないか!?　おいおい、待ってくれ。俺はスターじゃないんだぜ。参っちゃうなあ〜。と、胸を踊らしたのだが……。

・オッサン受けのいいオッサン

聞けば本人がサインを欲しかった訳ではなく、知人（男性）に頼まれて、ここまで来てくれたそうだ。何だよ、男に頼まれたのか……。オッサン受けがいいオッサン。それが私である。一部に熱烈なオッサンファンがいることも承知している。

男性の依頼と聞いて、ガッカリするこの気持ち。オッサンなら理解できるはずだ、チキショー……。

・需要がない……

ちなみにサインなんか一度も書いてことがないので、受け取る方は味気ないと思うかもしれない。許して欲しい。サインの練習をしても需要がないから、練習する意味もないのである。それでも、一瞬でもスター気分を味わえて幸せだ……。

Report：佐藤英典
Photo：Rocketnews24

▼味も素っ気もない、初めてのサイン
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