戦闘機によるアクロバット飛行などを間近で見られるイベントがエアーショーだ。イベントの性質上、見ているだけでヒヤヒヤする技が繰り広げられるのだが、そのなかでも「いくらなんでもヒヤヒヤさせすぎだ」という一幕が話題になっているので紹介しよう。
どこがどうヒヤヒヤものなのかと言うと、戦闘機の高度が低すぎるのである。「あと数メートルで人に衝突するぞ!」というレベル。スリルもエアーショーの楽しみの1つとはいえ、あまりにスリリングだ! YouTube の動画「Turkish F16 Really low landing at Waddington airshow 2014」で確認してほしい。
・ギャラリーに向かって超低空飛行で突っ込んでくるF-16
舞台は、イギリスで行われたワディントン・エアーショー。世界各国の戦闘機が参加するこのショーで、トルコ空軍F-16戦闘機、通称ファイティング・ファルコンが、迫力満点の飛行を見せたのだ。
そのスリルは、動画でも十分に伝わってくる。何と言っても、高度が低すぎる。誰が見たって低すぎる。超低空飛行だと分かっていても、低すぎる。その状態でF-16がギャラリーの上を通過するのだ。ギャラリーの誰かが思いっきり手を伸ばせば、大事故につながったのではないだろうか。
迫力がありすぎたためか、飛行機が通過した直後には倒れ込む人までいる。この超低空飛行で、しかも戦闘機の爆音を伴いながら接近してくれば、こうなってしまうのも仕方がない。いたって自然なリアクションだ。
とにかく、事故につながらなくて何よりである。
▼こちらがその超低空飛行