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海外旅行が行きやすくなったと言われている。その理由は、日本の経済成長や、空港の増加、フライトの増加などが挙げられるが、忘れてはならないのが「日本のパスポートでノービザで行ける国が増えたこと」だ。

これは、「目的」「パスポートの残存期間」「滞在期間」など条件を満たす渡航に関して、ビザ申請が不要というもの。所持者にとってはとっても便利! 同時に「国同士の仲が比較的良好」であり「不法滞在が少ないなど一定の信用がある国」と、見られていると言える。

というわけで、今回は海外メディアがまとめている「世界最強パスポート」をランキング形式で紹介したい。一体、どの国や地域のパスポートが最強なのだろうか?

・日本のパスポートは第4位! 170カ国にビザなし渡航可能

これは、海外サイト「movehub」に掲載されたものである。同サイトが発表した一覧によると、ノービザで行ける国が最も多いのは「173カ国」のフィンランド、スウェーデン、イギリス! 我らが日本は170カ国の4位だ。

・ちょっと意外な結果

ランキングを見てみると、上位30カ国は、欧米を中心とした大国だけでなく、カリブ海やアフリカの小さな国もランクイン! 一方で、日本人にとって馴染みのあるタイが60位(68カ国)、インドネシア72位(53カ国)など意外な結果も。

ちなみにご近所さんで言うと、韓国は7位(166カ国)、ロシアは41位(95カ国)。中国の43カ国は上から数えると82位、下から数えると11番目だ。なお、香港、台湾、マカオは別で、それぞれ14位(152カ国)、25位(130カ国)、33位(118カ国)である。

・ワーストランキングも興味深い

この表によると、ワースト1は、アフガニスタンで28カ国だ。つづいてイラク、ソマリア、パキスタン、エリトリア、ネパールなどがランクインしている。ちなみに北朝鮮はワースト9の41カ国である。

【世界最強パスポートランキング・トップ30】

1位:フィンランド、スウェーデン、イギリス(173カ国)
2位:デンマーク、ドイツ、アメリカ合衆国、ルクセンブルグ(172カ国)
3位:ベルギー、イタリア、オランダ(171カ国)
4位:カナダ、フランス、アイルランド、日本、ノルウェー、ポルトガル、スペイン(170カ国)
5位:オーストリア、ニュージーランド、スイス(168カ国)
6位:オーストラリア、ギリシャ、シンガポール(167カ国)
7位:韓国(166カ国)
8位:アイスランド(165カ国)
9位:マレーシア、マルタ(163カ国)
10位:リヒテンシュタイン(159カ国)
11位:ハンガリー(157カ国)
12位:チェコ、スロバキア、スロベニア(155カ国)
13位:ポーランド(153カ国)
14位:エストニア、香港、ラトビア(152カ国)
15位:キプロス、リトアニア(151カ国)
16位:サンマリノ(149カ国)
17位:モナコ(148カ国)
18位:アンドラ、アルゼンチン(147カ国)
19位:ブラジル、ブルネイ(146カ国)
20位:イスラエル(144カ国)
21位:ブルガリア、チリ、ルーマニア(141カ国)
22位:バハマ、バルバドス(137カ国)
23位:メキシコ、ウルグアイ(132カ国)
24位:セントクリストファー・ネイビス(131カ国)
25位:アンティグア・バーブーダ、台湾、バチカン(130カ国)
26位:クロアチア(129カ国)
27位:ベネズエラ(128カ国)
28位:セーシェル(126カ国)
29位:パラグアイ(124カ国)
30位:モーリシャス(123カ国)

【世界最強パスポートランキング・ワースト10】

1位:アフガニスタン(28カ国)
2位:イラク(31カ国)
3位:パキスタン、ソマリア(32カ国)
4位:エリトリア(36カ国)
5位:ネパール(37カ国)
6位:コソボ、レバノン、スリランカ、スーダン(38カ国)
7位:コンゴ、リビア、南スーダン、シリア(39カ国)
8位:アンゴラ、ジブチ、イラン、ミャンマー(40カ国)
9位:赤道ギニア、バングラディシュ、ブルンジ、エチオピア、北朝鮮(41カ国)
10位:コモロ、イエメン(42カ国)

参照元: movehub(英語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

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